任天堂は8月21日、長年「スーパーマリオ」シリーズでマリオの声を担当していたチャールズ・マーティネー氏が、マリオの声優を引退すると発表した。マーティネー氏は今後、「マリオの親善大使」へ就任するとのこと。ネットでは「お疲れ様でした!」「たくさんの思い出をありがとう」などと話題となっている。

チャールズ・マーティネー氏は、1996年に発売された「スーパーマリオ64」で、主人公・マリオの声優を担当。マーティネー氏が演じるマリオの「ヤッフー!!」や、「イッツミーマーリオ」などのセリフは、誰しも一度は耳にしたことがあるのではないだろうか。以降の「スーパーマリオ」シリーズにおいては、マリオのほか、なんとルイージやワリオ、ワルイージなどの声も担当していた。また2018年には、「単一キャラクターとして100作のゲームに出演した」としてギネス世界記録にも認定されている。

<動画>"マリオの声"チャールズ・マーティネーがギネス世界記録に認定

任天堂の公式X(旧twitter)によると、「チャールズ・マーティネーさんは1996年の『スーパーマリオ64』以降、長年にわたってマリオの声優を務めてきました。今回、チャールズさんは新たにマリオの親善大使に就任し、これに伴いマリオたちの声優を務めることはなくなりますが、今後もみなさまとマリオについて交流を続けていただきます」と報告した。

続けて、「この件に関するチャールズさんと、当社の代表取締役フェロー宮本茂からのメッセージ映像を、後日公開させていただく予定です。任天堂は、マリオを代表とするさまざまな当社のキャラクターに命を吹き込んでくれたチャールズさんの貢献に感謝しております」とコメントしている。

ネット上では「物心着く前からずっとこの声を聞いていたので正直新しい声優さんを受け入れられるか心配」「とても寂しいですが、たくさんの思い出をありがとうございました🥲!」「え、もうマリオの叫び声が聞けなくなるのか...」「えっ!?チャールズさんマリオの声引退するの!!急すぎて理解が追いつかない😭」「まじか😭 子供の頃からずっと聴き馴染んできた声が聴けなくなるのか…」「今までお疲れ様でした!」「ええええええ!?マジか...!!びっくり...!!」などの声が寄せられた。