アンカー・ジャパンは、“史上最高峰”をうたう新たな充電器シリーズ「Anker Prime」8製品を発表。このうち5製品をAnker Japan公式サイトやAmazon.co.jp、楽天市場と一部の家電量販店などで8月2日から販売開始する。価格は、GaN搭載で67W出力対応の3ポート充電器が8,490円など。

  • Anker“史上最高峰”の充電器「Anker Prime」シリーズ、8月2日から順次発売

ラインナップと価格、発売時期は以下の通り。各製品の詳細は別記事で紹介する。

8月2日発売の「Anker Prime」4製品

8月28日発売の「Anker Prime」1製品

  • 「Anker Prime Power Bank」3製品。バッテリー容量/出力は、(左から)27,650mAh/250W、20,000mAh/200W、12,000mAh/130W

  • (左から)Anker Prime Wall Charger(67W, 3 ports, GaN)、Anker Prime Wall Charger(100W, 3 ports, GaN)

9月上旬以降発売の「Anker Prime」3製品

「外出や出張の多いビジネスパーソンや、ハイスペックな製品への充電を行いたいクリエイタ一など、一段上の充電環境を整えたい人」をターゲットに展開する、Ankerブランドの新シリーズ。

スマートフォンなどのデバイスのバッテリー容量増加や、外出先での充電への需要の高まりに対応するため、2022年から上位製品で導入している独自の充電テクノロジー「GaNPrime」や、USB Power Delivery 3.1(USB PD 3.1)に対応。高出力なUSB急速充電器やモバイルバッテリーなど計8製品をとりそろえた。

小型・軽量を特徴とする「Nano」シリーズや、マグネット式ワイヤレス充電に特化した「MagGo」シリーズといった現行製品も引き続き販売。これらに加えてハイエンド新シリーズ「Anker Prime」を投入することで、Anker充電器のラインナップを拡充し、全方位のニーズに応えていく。

Anker充電関連製品の国内累計出荷販売台数は、これまでに4,000万台を突破しているとのこと(2023年7月末時点)。製品のネーミングについては、「ユーザーにとって選びやすく知ってもらう」ことを念頭に置いて名称ルールを変更し、1から7までの3ケタの数字の大小(数字が大きくなるほど高機能・高価格帯の製品)によってスペックを表すようにしていたが、今回はふたたび製品シリーズ名を当てたかたちだ。

アンカー・ジャパン 代表取締役CEOの猿渡 歩氏は、「これまでのネーミングは分かりづらいところもあったかなと正直思っている。ユーザーにとってはその数字だけでは分かりにくいということもあり、今回は改めて『Anker Prime』シリーズと名付けた。GaNPrimeや、USB PD 3.1、今後出てくる充電技術も含めた、いわゆる“プロ”シリーズのような製品を『Anker Prime』という名前で統一し、分かりやすくしていきたい」と報道陣からの質問に答えるかたちで説明した。