2023年7月23日に、Pikmin Bloom Tour第2回である「Pikmin Bloom Tour 2023 : 横須賀」が開催されました。横須賀のスポットを楽しみながら、位置情報ゲーム『ピクミンブルーム』をプレイするリアルイベントです。ライター岡安が参加したので、編集安川に報告します。
会場はNianticイベントではお馴染みの横須賀
岡安:今年も『Pikmin Bloom』の季節がやってきました。
安川:『Pikmin Bloom』に旬なんてありましたっけ。
岡安:わかってないですねぇ。リアルイベントですよ。昨年も夏真っ盛りの時期にやったじゃないですか。
安川:ああ、イベントが中止になってしまったあれですか。でも、6月25日に開催って記録されていますよ。そんなに夏真っ盛りではないですね。暑い日でしたけど。
岡安:まあ、それはそれとして、7月23日に「Pikmin Bloom Tour 2023:横須賀」が開催されたんですよ。そこに行ってきたわけです。
安川:「Pikmin Bloom Tour 2023」って、4月に札幌でも開催していましたよね。そういう意味では夏がPikmin Bloomの季節というのは語弊が……。
岡安:まあ、それはそれとして、梅雨明けの晴天の中、朝から横須賀で『Pikmin Bloom』のリアルイベントを堪能してきたわけですよ。
安川:ああ、はい。そのことについては特に問題があるわけではないですね。どうだったんですか。
岡安:今回は、横須賀の名所に設置されたスペシャルスポットを巡りました。横須賀は『ポケモンGO』や『Ingress』でもリアルイベント会場になるので、Nianticの位置ゲーファンにとってみれば、よく知った場所です。
安川:横須賀はアニメの舞台だったり、アーバンスポーツに力を入れていたり、サブカルチャーを積極的に取り入れていますよね。『ポケモンGO』とか『Pikmin Bloom』もそれの一環って感じですか。
岡安:そうそう、街全体でそういったイベントやカルチャーに理解があって、協力している印象があります。今回も商店街から『Pikmin Bloom』のBGMが流れていたり、ステッカーを配布したり、イベント参加者をもてなしてくれていました。
安川:そういうところは参加者も気がつくし、うれしいポイントですね。
お題の条件は緩め。のんびり街を楽しみながらプレイできた
岡安:今回はヴェルニー公園からドブ板通り商店街を通って、横須賀中央駅付近の商店街を巡り、三笠公園から海沿いを移動して、うみかぜ公園まで移動しました。直線距離だと2.2kmくらいらしいんですけど、いろいろ立ち寄ったので、3kmちょっとって感じの行程です。
安川:散策する距離としてはそんなに長くないので気軽に参加できそうですね。
岡安:ご飯食べたり、休憩したり、ゆったりと参加していたので、うみかぜ公園まで4時間くらいかかりましたかね。まあ、暑かったですけど、歩く距離としては全然余裕でした。
安川:横須賀といえば、海軍カレーやネイビーバーガーが有名ですよね。何を食べたんですか。
岡安:スペシャルスポットにはハンバーガーショップがあったり、シナモンロールが有名なパン屋があったりしたんですけど、どこも混んでいました。海軍カレーは横須賀に来たときに結構食べたので、今回は、結局チェーン店の定食屋で落ち着きました。でも、いろんな店を見られたので、今度横須賀に来たときは、それらの店に行ってみようかと思います。
安川:『Pikmin Bloom』のイベントはどんな感じでした?
岡安:ゲームとしては、特別なお題がもらえて、そのクリアを目指す感じですね。お題は、7,000歩あるくことと、スペシャルスポット7カ所を巡ること、ひまわりを3,000本撒くことです。
安川:条件もそれほど厳しくないですね。
岡安:ですね。スペシャルスポットは全部で12カ所用意されているので、好きな場所だけ行ってもいいですし、もちろん全部回るのもありです。スペシャルスポットでは、ビッグフラワーのように近づいて花を引っ張ると金の苗とひまわりのエキスがもらえます。この金の苗はその場所によって、もらえるデコの種類が決まっていて、なかにはレアなものもあるので、できれば全部回りたいところですね。
安川:例えばどんな金の苗があったんですか。
岡安:美術館のがくぶちとか、砂浜のかいがらとか、公園の四つ葉のクローバーとかがレアですね。みちばたの金の苗は、コイン限定なので、これも結構ありがたいです。スイーツショップもドーナツ限定ですね。
安川:複数デコがあるスポットのレア限定はありがたいですね。
岡安:ひまわりのエキスはスペシャルスポットで大量にもらえますし、そこかしこに咲いているビッグフラワーもひまわりだらけなので、ひまわりのエキス、はなびらをゲットするのには苦労しませんでした。歩数もその日の計測では2万歩を超えていたので、7カ所しか回らなかったとしても、7,000歩は余裕だったんじゃないですかね。
安川:それらの課題をクリアすると何がもらえるんですか?
岡安:スペシャルスポットを7カ所回るとイベント限定バッジが、7,000歩あるくと金のプレゼントシールのデコの赤ピクミンの金の苗が、ひまわりを3,000本植えると金のプレゼントシールのデコの黄ピクミンの金の苗がもらえました。
安川:ゲームとしてはと言っていましたけど、リアルでも何かイベントや配布グッズがあったんでしょうか?
岡安:スタート地点となるヴェルニー公園で受付をすると、ピクミンのサンバイザーや『ピクミン4』のポップ、「Pikmin Bloom Tour 2023:横須賀」のイベントマップなどがもらえました。あと、ドブ板通り商店街と三笠ビル商店街では、Pikmin Bloomのステッカーも配布していました。
安川:なるほど、結構いろいろもらえたんですね。ステッカーを街中で配布していたってことは、『Pikmin Bloom』のプレイヤーやイベント参加者でなくてももらえたんでしょうか。
岡安:ステッカーについては、誰でももらえたようです。一応、1人1枚って感じでしたけど。あ、あとイベント特性のゲーム内コスチュームが1,000円で売っていたんですけど、買うのを忘れてしまいました。
安川:もう買えないんですか?
岡安:23日にしか買えない限定品だったんですよね。しかも、Tour参加者しか購入できないので、かなりレアでした。
安川:全体的な感想はいかがでしたか。
岡安:良いイベントでした。やはり『Pikmin Bloom』と街の散策は相性が良く、移動中の操作もあまりないので、横須賀の街を堪能しながら楽しんで移動できました。
参加者も10時から1時間ごとに3つのグループに分けていたので、すごく混み合っているわけでもなかったですし、街中でピクミンのサンバイザー付けている人を見かけて「あ、やっている」って思えたのも、一体感があってよかったですね。
あとは、さっきも言いましたが、店がすごく混んでいて、外で並ぶこともあったので、私個人としては暑すぎて並べないなぁと思ったくらいです。
安川:今回のイベントが抽選制だったこともよかったんでしょうね。イベントに参加したくてもできなかった人は少なくないでしょうが、それで運営の許容量を超えてしまっては元も子もないですから。
岡安:都心の会場だと、人が集まりやすい一方、参加者以外の人でごった返しになることもよくあるので、横須賀の街はちょうどいいのかもしれません。まあ、家からは結構な距離で時間もかかるんですけど。
安川:何にせよ、うまくいってよかったですね。次回の開催も期待したいところです。