読書をするためだけのスマートグラス「Sol Reader」が、2023年の秋に発売予定だ。視界に文字しか入らないため、読書に集中しやすい環境を提供してくれるという。価格は350ドル(約4万8,000円)で、すでにプレオーダーを受け付けている。ネットでは「進化なのか退化なのかわからん」「この複合機能機時代に?」などと話題となっている。

  • 読書専用スマートグラス「Sol Reader」が発売へ - ネット「この時代に?」「進化なのか退化なのか」

    読書に特化したスマートグラス「Sol Reader」が登場する

「Sol Reader」は、視界に文字だけを映し出すことで、読書に集中できる環境を提供するスマートグラスとされ、ほかのスマートグラスとは一線を画す存在だ。電子ペーパーの表示に特化しており、それ以外の機能はない。このデバイスは、スマホ(iOS/Android)と接続し、専用アプリから書籍を転送して使用する模様。ハンズフリーで使用できるので、寝転がったままでも読書が可能だが、ページをめくるなどの操作は、専用のコントローラーで行う必要がある。

  • 案外ほしいかもしれない。少し高いけど

スペックは、ディスプレイ解像度が256×256で、搭載レンズは「パンケーキレンズ」。RAMは8MB、ストレージ容量は64MBだ。フル充電にかかる時間は約2時間で、最長25時間の使用が可能で、重さは104g。ちなみに、ピント調整機能があるので、コンタクトレンズやメガネを普段している人でも使用できるとのこと。

「Sol Reader」の価格は350ドル(約4万8,000円)で、2023年の秋に発送開始予定だ。現在はプレオーダーを受け付けている。

ネット上では「進化なのか退化なのかわからんデバイス」「眼の前にページが出るだけでヘッドトラッキングも無さそうだな」「この複合機能機時代に?」「電子ペーパー系タブレットの方がまだ良いかなぁ…」などの声が寄せられている。