東京消防庁の公式Twitterは、消毒用アルコールの燃焼特性についての注意喚起をおこなっている。燃えていても、炎が見えにくいなどの特徴があり、消毒用アルコールの取り扱いには注意が必要だとしている。ネットでは「本当に燃えているのに火が見えない」「勉強になります」などと注目が集まっている。

注目を集めているのは、6月8日に投稿された東京消防庁の公式Twitterのツイート。消毒用アルコールの危険性を動画とともに紹介している。「消毒用アルコールは火気により引火しやすく、発生する可燃性の蒸気は空気より重く、低いところに滞留しやすい特性があるので取扱い時は注意が必要です!!」とコメント。続けて「燃えていても炎が見えにくいのも特徴です!!」と注意喚起をおこなった。また公開された動画を確認すると、照明によって引火したはずの火が全く見えないのがわかる。

先日、福岡県の専門学校が開催したバーベキューにて、火が燃え移り男子学生が死亡するという火災事故が発生。事故の原因は、教員が消毒用アルコールを使い、火の勢いを強めようとしたためだったという。おそらくは、この事件を受けて、今回の注意喚起を行ったのだとみられる。

ネットでは「火が全く見えないけど燃えてる」「これは気付きませんね… 怖い」「みなさんも気をつけましょう!😮 」「本当に燃えているのに火が見えない。」「アルコール系燃料の見えないヤバさは、長いINDYCAR SERIESファンには有名ですよね。今はガソリン混ぜて見えるように対策されています。」「勉強になります」「怖い…」といった声が寄せられている。