Aniqueは、アニメ「serial experiments lain」の25周年記念として、新たな代替現実ゲーム(ARG)「Layer 3301: De-Cipher」を6月にリリースすると発表した。あわせて特設サイトを公開している。ネットでは「まさかの新作」「懐かしい」などの話題となっている。

  • アニメ「serial experiments lain」25周年に、新作謎解きゲーム「Layer 3301: De-Cipher」リリース決定

    アニメ「serial experiments lain」の25周年を記念した、新作ゲーム「Layer 3301: De-Cipher」をリリース決定

「serial experiments lain」は、雑誌のグラフィック+テキスト形式の連載、アニメ作品、ゲーム作品が同時に進行し相互に関連する形で制作されたメディアミックス作品。1998年に放送されたアニメ版では、コミュニケーション用コンピュータネットワーク端末「NAVI」が普及した世界を舞台に、デジタルネットワーク「ワイヤード」を通じて他者とつながる社会を描いている。主人公の少女・岩倉玲音は「ワイヤード」を横断し、現実世界とデジタル世界の両方で自分の居場所を見つけようとする。

「Layer 3301: De-Cipher」は、「serial experiments lain」の謎めいた世界観に触れられる没入型の謎解きゲーム。アニメ「serial experiments lain」を制作したプロデューサー・上田耕行氏の監修のもと、Aniqueとデジタルコレクタブルアニメスタジオ・Kasagiとのコラボとして制作されているとのこと。

本作は、「プロトコルキー」と名付けられたデジタルグッズを通じてのみアクセス可能。これは、lainの物語における「プロトコル」テクノロジーにちなんでいる。プロトコルキーを使ってデジタル要素と対話することで、lainのストーリーの新しい側面を解き明かせるという。またパズルをクリアすると、デジタル、リアルとフィジタルの限定記念品や、lainアニメの制作に使われた実際のセル画などが用意されているとのこと。

本作の詳細については、近日公開予定としている。続報を期待して待ちたい。

ネット上では「もう25年もたつの!?」「まさかのlain新作」「気になるっ😆」「Psycheがなくてもフルアクセスできるのか!?」「ついにWIREDに接続と聞いて」「懐かしいな」「lain 25周年に新たな動きがっ!気になる!」などの声が寄せられた。