特定のアーティストやアイドル、俳優などを熱烈に応援する「推し活」。このほどR&Cは、「推し活」にかけるお金についても調査を実施、その結果を公開した。それによると、推し活にかけるお金は、月平均で16,605円だそうだ。この金額にネットで「絶対控えめに答えてる」「高くてびっくり」などと話題となっている。

  • 「推し活」にいくら使う? 月平均額は1.6万円の調査結果 - ネット「絶対控えめに答えてる」「高くてびっくり」

    「推し活」にかける月の平均金額は16,605円(R&C調べ)

本調査は、R&Cが運営する「R&Cマガジン」にて実施されたもので、推し活をしている全国の20~50代の男女1,000人を対象として、2023年4月27日から5月2日にかけて、推し活に使う月の平均金額や予算、使い方についてのポリシーなどの質問を行った。

結果として、全体の推し活に使うお金の月平均は16,605円だと判明した。また、月平均の金額は、1~5,000円が最も多い割合を占めていることがわかる。さらに、推しの分野別でみると、最も高かったのが月平均31,375円で「俳優(舞台)」。2位以下はすべて10,000円台という結果だったので、突出した金額といえる。

  • 分野別でみると、ダントツで俳優。平均金額が3万円越えだ(R&C調べ)

  • 「推し活」費用は、1~5,000円が最も多い(R&C調べ)

「推し活費は予算内におさめていますか?」と質問したところ、最も多かったのが40%で「予算の範囲内で楽しんでいる」。次いで、27%が「あまりお金を使わずに楽しみたい」と回答しており、趣味の一環として堅実な楽しみ方をしている人が多いことがうかがえる。

  • 多数の人が、趣味の一環として「推し活」を楽しんでいる(R&C調べ)

「推し活の中で何にお金を使っていますか? また、その中でもっとも出費を惜しまないものは何ですか?」という質問では、推し活のお金の使い道の1位はグッズ類だったが、お金を惜しまないものの1位は「チケット代・イベント費用」だった。これに同社は、「近年、形に残らない『コト消費』が好調だといわれていますが、推し活に使うお金に関してもこの傾向が出たという結果になりました」とコメントしている。

  • チケット代やイベント費用は、お金を惜しまないもの1位(R&C調べ)

このほか同調査では、推し疲れなどの質問や、推し活に関するエピソードも紹介しているの興味があればチェックしてほしい。

ネット上では「結構高くてびっくり」「みんな結構使ってるんだね」「絶対これは控えめに答えてる。本当の額を言ったら周りがドン引きするから引かれなさそうなギリギリを攻めてる」「妥当じゃない?」「安すぎね?」「まっさかー、そんなもんじゃ到底足りません」などの声が寄せられた。