楽天モバイルは5月23日、緊急速報メールの機能を強化し、6月13日から「洪水情報」の配信にも対応すると発表した。

  • 楽天モバイル

楽天モバイルでは、国や自治体から配信される緊急速報のうち、緊急地震速報、津波警報、災害・避難情報、国民保護に関する情報(Jアラート)、電力需給ひっ迫情報に対応済み。

現状では洪水情報の配信元となる国土交通省のシステムの調整・改修を待っている状況で、楽天回線エリアでは洪水情報の緊急速報メールは配信されず、パートナー回線エリア、すなわちKDDI網のローミング接続を利用している間だけ洪水情報も受け取れるという状態。6月13日以降は自社回線でも受信できるようになる。ユーザーによる設定変更等の必要はない。

洪水情報に関する緊急速報メールには「河川氾濫のおそれがある(氾濫危険水位に到達した)情報(レベル4)」と「河川氾濫が発生した情報(レベル5)」の2種類がある。国が管理する全109水系の河川について、546市区町村を対象に配信している。