Dynabookは5月18日、第13世代Intel Coreプロセッサを搭載した軽量モバイルPC「dynabook G8/W」および「dynabook G6/W」を発表した。カラーは2機種とも、オニキスブルーとパールホワイトの2色。

5月19日から順次発売する。価格はオープンで、店頭予想価格はdynabook G8が270,000円台半ば、dynabook G6が230,000円台半ば。

  • dynabook G8/W オニキスブルー(P1G8WPBL)

  • dynabook G8/W パールホワイト(P1G8WPBW)

dynabook Gシリーズは、最軽量時で875gを実現した13.3型モバイルPC。2022年秋冬モデルからの進化点として、新たにプロセッサが第13世代Intel Core搭載に強化された。上位のG8ではIntel Core i7-1360Pプロセッサを、G6ではIntel Core i5-1340Pプロセッサを搭載。CPUパフォーマンスを高いワット数で動かすdynabookエンパワーテクノロジーも継続して適用している。

画面は13.3型フルHDのIGZO液晶で、ボディは米国防総省制定のMIL規格に準拠した9項目のテスト(落下、粉塵、高度、高温、低温、温度変化、振動、衝撃、太陽光照射)をクリア。一方でマグネシウム合金素材の採用により、本体の重さを約875g~879gに抑えている。通信は新たにWi-Fi 6E規格をサポートした。

  • dynabook G6/W オニキスブルー(P1G6WPBL)。外観デザインはG8と同じ

  • dynabook G6/W パールホワイト(P1G6WPBW)

  • ヒンジは180度開くタイプ。対面相手に画面を見せやすい

内蔵Webカメラは顔認証をサポートし、物理シャッターも設ける。ソフト面の特徴として、AIが不要なノイズを除去する「AIノイズキャンセラー」やAIが背景や明るさを補正する「AIカメラエフェクター」といったオンライン会議向け機能、スマートフォンからPCコンテンツを操作したりファイルやテキストを共有したりできる「dynabook スマホコネクション」などを搭載する。

本体サイズは306.0×210.0×17.9mm、重さはオニキスブルーが約875g、パールホワイトが約879g。バッテリー駆動時間は約24時間(JEITA 2.0)。

  • dynabook G8 右インタフェース

  • dynabook G8 左インタフェース

  • dynabook G8 キーボード。配列は86キー日本語配列

なお、OfficeソフトとしてMicrosoft Office 2021 Home&Businessに加え、新たに「Microsoft 365 Basic」を1年間無料で使える特典が付属する。

Microsoft 365 Basicは個人向けのサブスクリプションサービスで、OneDrive 100GB クラウドストレージや、チャット/電話(コールバック)のサポートサービス、Outlookメールアドレスなどが利用可能。1年の無料期間が終了した後は、ユーザーが別途マイクロソフトからサブスクリプション購入することで継続利用できる。マイクロソフトの公式価格は年額2,244円/月額229円。

dynabook G8・G6の主な仕様
型番 dynabook G8 dynabook G6
OS Windows 11 Home
CPU Intel Core i7-1360P Intel i5-1340P
メモリ 16GB 8GB
ストレージ 512GB SSD 256GB SSD
グラフィックス Iris Xe グラフィックス
光学ドライブ
ディスプレイ 13.3型ワイドIGZO液晶(1,920×1,080ドット、ノングレア)
通信 Wi-Fi 6E(IEEE802.11a / b / g / n / ac / ax)準拠の無線LAN、Bluetooth 5.1、ギガビット準拠の有線LAN
インタフェース USB 3.2 Type-A(Gen1)×2、Thunderbolt 4(USB4 Type-C)コネクタ×2、HDMI出力×1、マイク/ヘッドホン出力×1など
生体認証 顔認証
サイズ 306.0×210.0×17.9mm
重さ オニキスブルー:875g、パールホワイト:879g
バッテリー駆動時間(JEITA 2.0) 約24時間
Office Office Home & Business 2021、Microsoft 365 Basic