Twitterを運営する「X」社(X Corp.)のオーナーであるイーロン・マスク(Elon Musk)氏は5月10日、Twitterアプリに新たに音声・ビデオ通話機能の追加と、ダイレクトメッセージの強化を行うと発表した。これにネットでは「LINEとかdiscordでよくね?」「ビデオ通話は嬉しい^^」などさまざまな意見が飛び交っている。

マスク氏は「近々、このプラットフォーム上の誰にボイスチャットやビデオチャットができるようになる」とコメント。これにより、ユーザーは電話番号を交換することなく、世界中の人と繋がることが可能になるという。

またダイレクトメッセージでは、最新のメッセージだけでなく過去のメッセージに対しても返信できるようになり、さらに絵文字でのリアクションも可能となるそうだ。

さらにダイレクトメッセージの暗号化をスタートするとしている。これはTwitter運営からもアクセスできず、ユーザーのプライバシー保護の強化につながるそうだ。この機能については、暗号化は、記事掲載時点では、認証済みユーザーのみ利用できる機能として、すでに稼働しているという。

ネット上では「ビデオ通話は嬉しい^^」「新たなファンサが出来てしまいそう」「今以上にUIがゴチャゴチャしないなら良いな」と歓迎する声がある一方で、「知らない人から突然電話来そうで怖い…」「Twitterはそのままでええねん」「LINEとかdiscordでよくね?」「Twitter本来の原型が無くなってきてLINEみたいにゴチャついてくる未来しか見えないのだが…。」と批判的な声も寄せられた。