新作ローグライクRPG「Elin」のクラウドファンディングがKickstarterにて、ついにスタートした。開始からわずか46分という短い時間で目標金額を達成し、記事掲載時点ではすでに3,300万円以上の支援金が集まるほどの人気となっている。
Elinのキックスターターが46分でメインゴールを達成しました。ご支援本当にありがとうございます。Elinをもっと良い作品にするために、ストレッチゴールも頑張りますうみみゃぁ
— noa(lafrontier) (@elocat) May 2, 2023
「Elin」は、2007年に日本のインディーゲーム開発者のNoaさんが開発したローグライクの名作フリーゲーム「Elona」の続編。従来の圧倒的な「自由度」と「カオスさ」を引き継ぎつつ、クラフトやサバイバル要素、拠点の建設と運営機能などを追加し、前作を遥かに上回るボリュームだという。また、グラフィックはクォータービュー形式に刷新されている。
プレイヤーは、イルヴァと呼ばれるファンタジー世界で、拠点建築やダンジョン攻略、街の運営、交易など、自分の思うままの生活を送ることができる。
今回のクラウドファンディングは、「作品の完成度をより高めるための開発期間と開発資金を確保するため」とのこと。記事掲載時点では、すでに3,200人以上の支援者から3,300万円以上の支援金が集まっており、多くのファンが続編を待ち望んでいたことが伺える。
支援プランは、幅広く用意されており、1,980円以上の支援でSteam版の製品キーが入手可能。すでに受付を終了しているものも多く、現時点ではオリジナルグッズパックを含む14,800円までのプランを受け付けている。ゲームに追加してほしい要素などをリクエストできる「願い」も追加予定だ。また、随時ストレッチゴールを追加していく予定だそう。
ストレッチゴールでは「これまで実現が難しかった大型機能の導入や、Mod機能の強化などなど、さらにゲームの完成度を高め、コンテンツを拡張していく予定」とのこと。
本作は、PC(Steam)向けにリリースされ、2023年下旬にはSteamでのαテストを予定している。また、本クラウドファンディングは、今年6月1日まで実施予定となっている。
ネット上では「Elonaの続編とか面白いに決まってるやん」「Elin楽しみだわおひねり投げといた」「何万ものオタクがElonaを何千時間もタダで遊ばせてもらったことを思えば、続編のElinに驚異的なスピードでお布施が集まるのも納得ではある」などの声が寄せられた。