「靴がきれいだと仕事ができる」と言われることもありますが、靴にまで気を配れるとビジネス面での好感度が上がったり、履いている自分の気分も上がったりするものです。

ただ、毎日履いていると靴はすぐに汚れてしまい、ブラシを使って一足ずつ洗うのは結構面倒ですよね。中には洗濯機を使って靴を丸洗いする人もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、3COINSの「シューズランドリーネット」を洗濯機で使い、どれほど靴がきれいになるかを試してみました。

3COINSの「シューズランドリーネット」

  • 靴一足分を入れられるランドリーネット

商品の特徴

  • 中は仕切りがあり、片足ずつ靴を入れます

シューズランドリーネットは、洗濯機に入れて使えるシューズ用の洗濯ネット。ネット内部にはクッションと仕切りが付いており、靴をしっかりと保護しながら洗えるようになっています。記事執筆時点では、セール価格で330円から220円に値下げされていました。

素材はポリエステルとポリエチレンで、サイズは約27cm×27cm×8cm。サイズが大きい靴は入らないですが、女性や子供の靴であれば使えそうな大きさですね。

カラーは清潔感のあるホワイト。ネット自体の汚れで、どれだけ使用したかが一目でわかるので、ネットの交換時期を判断しやすいです。ただし、乾燥機やドラム式洗濯機、ドライクリーニングでは使用できないので注意しましょう。

靴は洗濯機できれいになる?結果は……

早速、シューズランドリーネットを使って靴を洗濯機で洗ってみました。

  • 洗う前の靴がこちら

  • 裏側は黒く、溝にも泥が

5カ月ほど前に購入した、白いスニーカーを洗っていきます。側面には擦った跡や、何らかの液体が跳ねたようなシミもありました。

  • 靴紐と底敷きを外します

  • ブラシを使い、軽く泥を落としました

筆者は普段靴を洗うとき、手間なので靴紐などは外さずに洗っています。ただ、靴紐を外した方が、靴も靴紐も丁寧に洗えますね。

  • 洗剤は弱アルカリ性の液体洗剤を使用

  • 靴をシューズランドリーネットに入れたら、洗濯機の中へ

洗濯機のモードは「おしゃれ着コース」を押します。洗濯機によっては「ウールコース」や「ドライコース」、「おうちクリーニングコース」など、名称が異なるようです。

水量40Lに対して一度に3~5足くらいが目安。筆者は1足だったので、24Lにしました。ほぼ洗濯機のみで丸洗いしてみた結果は……

  • 残念ながら、あまりきれいになってないかも

結果として、洗濯機のみでの丸洗いでは、あまりきれいになりませんでした。ある程度の汚れは落ちるのですが、擦った跡などは洗濯機の力だけでは落ちないようです。

  • 洗ったあと、もう一度ブラシでこすると、どんどん泥が落ちました

結局スニーカークリーナーを使い、ブラシで手洗いすることに。擦っていた側面の汚れや、シミも落ちました。靴は繊維なので、やはり簡単には汚れを落とせないということですね……。

  • 洗濯機で丸洗いする前に、手洗いをすると靴をよりきれいに

仕上げに、再度シューズランドリーネットに入れて洗濯機で丸洗いしました。洗濯機のみできれいになれば楽ですが、手洗いもすることでしっかり靴をきれいにできます。

靴を干すときにとっても便利!

  • 物干し竿にぶら下げるだけ、乾かすのが楽ちん

使ってみてわかったのは、事前準備の大切さ。ネットに入れる前に靴の泥や気になる汚れをブラシなどで落としてから洗濯機を使うことで、手洗いのみよりきれいにでき、さらに洗剤をすすぐ手間を省けます。

シューズランドリーネットは靴の形に合わせて作られているので、洗濯機で洗うときに靴が傷つくの防いでくれます。いくつか用意すれば、靴をまとめ洗いするのに役立ちそうですね。

また、シューズランドリーネットに入れたまま、物干し竿にぶら下げられるのは嬉しいポイント!洗った靴を干す場所を確保する手間は意外に大きいので、洗濯機で洗うのははばかられるお気に入りの一足でも、干すためのアイテムとして活用できそうです。

価格も手頃なので、靴のお手入れが気になっている方は、ぜひこの機会に手に取ってみてはいかがでしょうか。