バッファローは4月26日、有線LANのみに対応する薄型TVやレコーダーなどを無線LAN対応にするWi-Fiアダプター「WI-UG-AC866」を発表した。機器のUSB端子から電力を供給するので、ACアダプターの接続は不要。コンセントが不足しがちなAVラック内の機器で便利に使える。価格はオープン。5月中旬より発売する。
薄型TVやレコーダーなどの有線LAN端子の信号を無線化するためのWi-Fiアダプター。無線LAN規格はIEEE802.11ac/a/b/g/n対応の無線LANに対応し、最大866Mbps(理論値)での高速無線通信が行える。5GHzと2.4GHzの切り替えも可能だ。
電源はUSBバスパワーで、直接TVのUSBポートに挿す仕様。USB 2.0とUSB 3.0を切り替えられる「受電モードスイッチ」を搭載しており、接続機器のUSB規格とあわせることでUSBポートからの電源供給が少ない場合でも、転送速度を抑えて滞りのない通信を行う。
無線LANの接続方式はWPSに対応。ルーターがWPSに対応していれば、互いのWPSボタンを押すだけで設定が完了する。USBコネクターは可動するので、接続時の出っ張りも抑えられる。有線LANはGigabit Ethernetに対応し、接続用にL字型の有線LANケーブルが付属する。本体サイズはW152×D26×H42mm、重さは86.5g。