台湾ASUSは4月25日(現地時間)、同社初となる小型ゲーミングPC「ROG Ally」を正式に発表した。全く新しい「AMD Ryzen Z1」シリーズプロセッサを搭載して高い性能を実現しており、どこでもゲームプレイが楽しめるようになるという。

  • 台湾ASUS、小型ゲーミングPC「ROG Ally」を正式発表! Ryzen Z1搭載

プロセッサに「AMD Ryzen Z1」シリーズを搭載し、これまでの小型ゲーミングPCよりも大きく性能を引き上げた点が特徴のハンドヘルド型ゲーミングPC。Zen 4ベースのCPUとRDNA 3ベースのGPUを組み合わせており、AAAタイトルの動作もサポート。極薄ヒートシンクフィンと高い熱伝導性を実現したヒートパイプを組み合わせた「Zero Gravity thermal system」を内蔵し、どんな向きで遊んでいても最適な冷却性能を発揮するという。

ディスプレイは120Hz駆動に対応してなめらかな画面表示が行え、FreeSync Premiumをサポート。最大500nitの高輝度表示で屋外でも快適に利用できるほか、タッチ操作にも対応する。UHS II規格のmicroSDスロットを搭載して高速・容易・安価なストレージ拡張も行える。

ASUS独自ユーティリティ「Armoury Crate」も、ROG Ally専用のスペシャルエディションをプリインストール。ワンタッチでモードチェンジを行えるクイックパフォーマンストグルや、ゲームランチャー、ゲーム内モニタリングソフト、Aura Syncを利用可能。さらにXbox Game Pass Ultimateの90日間トライアルをバンドルし、買った瞬間から数百種類のゲームタイトルを楽しめる。

日本での発売については未定ながら、5月11日にローンチイベントを開催予定(外部リンク)。ASUS、Microsoft、AMDから製品についてプレゼンが行われる。