ニコンイメージングジャパンは4月18日、電動ズーム機構を搭載したニコンZマウントの超広角ズームレンズ「NIKKOR Z DX 12-28mm f/3.5-5.6 PZ VR」を発表した。APS-C型センサーを搭載したニコンDXフォーマットのミラーレスカメラに対応する。価格はオープン。5月19日より発売する。
35mm判換算で18~42mmの焦点距離をカバーする超広角ズームレンズ。広い範囲を画角に収められるため、集合写真や風景を入れた自撮り撮影などに使えるほか、超広角を生かした迫力のある撮影も楽しめる。ズーム全域で最短撮影距離が0.19mと短く、テーブルフォトなどにも使いやすい。
ズーム機能は、リニア駆動を採用するパワーズームを搭載。NIKKOR Zレンズでは初搭載の機能で、動画撮影時になめらかで自然なズーミングができる。ズーム速度は11段階から選択可能。ズームは、カメラの本体ボタン、リモコン「ML-L7」、スマートフォンアプリ「SnapBridg」(2023年5月下旬に対応予定)などから操作できる。インターナルズーム機構を採用しており、ズーム時にレンズの長さが変わらない。
レンズ構成は11群12枚(EDレンズ×1枚、非球面レンズ×1枚)。4.5段分のレンズ内手ブレ補正機構を内蔵する。最大撮影倍率は0.21倍。絞り羽根枚数は7枚。フィルター径は67mm。
本体サイズは約72mm(最大径)×63.5mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで)、重さは約205g。