エレコムは、ノイズリダクションシステム搭載の有線ヘッドセット「HS-HP102UNCBK」(両耳タイプ)および「HS-HP103UNCBK」(片耳タイプ)の一般販売を、4月上旬に開始する。価格はオープンで、店頭予想価格はHS-HP102UNCBKが14,980円前後、HS-HP103UNCBKが12,980円前後。

  • 左:片耳タイプの「HS-HP103UNCBK」、右:両耳タイプの「HS-HP102UNCBK」

周囲の雑音(環境音)をカットし、クリアな通話を実現する「デュアルマイクノイズリダクションシステム」を搭載した、USB接続の有線ヘッドセット。応援購入サービス「Makuake」で目標の3倍以上の達成率を記録した製品が、今回一般販売に至った。

ラインナップは、通話中も周囲の音を確認できる片耳タイプの「HS-HP103UNCBK」と、通話相手の声をしっかり聴き取れる両耳タイプの「HS-HP102UNCBK」の2製品。ドライバーは30mmのダイナミックドライバーを内蔵する。

  • 自分の声だけが相手に鮮明に届く、デュアルマイクノイズリダクションシステム搭載

通話音と環境音を拾う2つのマイクで集音した音から、不要なノイズを音声処理(DSP)でカットするため、クリアな音声を相手側に届けられることが特徴。ノイズカット性能は最大-35dBで、地下鉄車内(80dB)のような騒音下で話しても、相手には図書館内(45dB)のような場所で会話しているように聞こえるという。

  • マイクの位置調整がしやすいフレキシブルアームを採用

長時間の使用でも疲れにくいオーバーヘッドタイプで、ヘッドホン部の位置調節も可能。マイクアームは回転するため、マイクは左右の耳どちらでも利用できる。重さは片耳タイプが約46g、両耳タイプが約63gだ。

  • 両耳タイプと片耳タイプ、2種類を用意

本体サイズはW148×D60×H167mm(ケーブル含まず)。ケーブル長は約1.9m。LEDライトを備え、マイクのオン/オフをひと目で確認できる。インタフェースはUSB-A。対応機種はUSB-A端子を装備したPC、タブレット(Windows搭載機種、Chromebook、MacBookなど)、PlayStation4/5、NINTENDO SWITCH。

ヘッドホン部のスピーカー方式はHS-HP102UNCBKがダイナミック型(モノラル)、HS-HP103UNCBKがダイナミック型(ステレオ)、周波数帯域は20~20,000Hz。マイク方式はエレクトレットコンデンサー方式の無指向性、マイクアームの長さは130mm、周波数帯域は50~16,000Hz。

なおエレコムでは、カフェと駅のホームにおける「デュアルマイクノイズリダクションシステム」の有無による比較動画を公開している。

ELECOM ノイズリダクションヘッドセット比較動画

ELECOM 駅のホームでのノイズリダクションヘッドセット比較動画