シグマは4月3日、APS-Cミラーレス用の広角レンズ「SIGMA 23mm F1.4 DC DN|Contemporary」を発表した。35mm判換算で35mm相当の広角レンズで、F1.4の明るさながら重さを約340gに抑えた。ほかのF1.4シリーズのレンズ4本を合わせても重量は1.3kgを切ることを売りに、単焦点レンズの楽しさや描写性能の高さを訴求する。

レンズマウントはLマウント版、Eマウント版、Xマウント版の3種類で、希望小売価格はいずれも71,500円。発売日は4月21日(Xマウント版のみ2023年夏予定)。

  • 開放F1.4のAPS-Cミラーレス用単焦点レンズとしては4本目となる広角レンズ「SIGMA 23mm F1.4 DC DN|Contemporary」

16mm、30mm、56mmに続く、開放F1.4のAPS-Cミラーレス用単焦点レンズ。解像力の高さと小型軽量を両立したコンセプトを継承する。光学系はぜいたくなレンズ構成として描写性能を高めたほか、大きなボケの表現も追求した。プラスチックパーツを中心に用いて軽量化を図りつつ、ピントリングの操作感を追求した。

  • F1.4の明るさながら重さを約340gに抑えた

  • 本体はとてもコンパクトだ

  • ソニーのAPS-Cミラーレス「α6600」に装着したところ

  • 開放F1.4のAPS-Cミラーレス用単焦点レンズは16mm、23mm、30mm、56mmの4本が揃った

23mm F1.4 DC DN|Contemporary

レンズ構成 10群13枚(SLD3枚、非球面レンズ2枚)
画角 63.4°
絞り羽根枚数 9枚 (円形絞り)
最小絞り F16
最短撮影距離 25cm
最大倍率 1:7.3
フィルターサイズ φ52mm
最大径×全長 φ65.8mm × 76.9mm
重量 340g