Amazonは、屋外用センサーライトと専用バッテリーを備えたホームセキュリティカメラ「Spotlight Cam Plus, Battery」の予約販売を開始した。3月15日に出荷開始する。価格は24,980円。カラーはブラックとホワイトの2色。
-
Spotlight Cam Plus, Batteryの設置イメージ
スマートフォンやAmazonデバイスなどから自宅を見守れる「Ring」(リング)シリーズの新製品。温かみのある電球色センサーライト、カラーナイトビジョン、双方向音声応答、ライブ映像、遠隔でオン/オフできるサイレン機能を装備する。本体サイズは76.4×80.5×126.2mm。
-
Spotlight Cam Plus, Battery(ホワイト)
-
Spotlight Cam Plus, Battery(ブラック)
1台でセンサーライトとセキュリティカメラの2つの機能を兼ね備えており、あらかじめ設定したモーション検知ゾーンで夜間に人の動きを検知すると、2つのLEDセンサーライトが周囲を明るく照らす。同時にRingアプリで通知を受信し、1080p画質のライブ映像をリアルタイムで確認できる。視野角は水平140度。
IEEE 802.11b/g/n(2.4GHz)準拠の無線LAN機能を内蔵し、Amazon Alexaをサポート。対応するEchoデバイスやFire TVシリーズでRingのAlexaスキルを有効化すると、人の動きを検知したときに通知したり、ライブ映像でカメラの前の様子を確認したりできる。
「アレクサ、駐車場を見せて」、「アレクサ、庭を見せて」などと話しかけると、対応するEchoデバイスの画面上でSpotlight Cam Plusのライブ映像を表示する。なお、最適なパフォーマンス維持のための無線LAN推奨速度は2Mbpsとしている。
着脱可能でくり返し充電できるクイックリリースバッテリーを1個同梱し、最大2個まで搭載可能。電源工事が不要なため、幅広い設置場所を選べるとする。本体の外装は、さまざまな住まいの外観に調和するよう洗練されたデザインを採用した。本体はIP65等級の防塵防沫仕様。動作可能な温度はマイナス20.5度から48.5度まで。
-
正面
Ringデバイスユーザーは9月30日まで、「Ringプロテクトプラン」の無料体験版が利用できる。Ringデバイスで撮影した動画や静止画を保存、確認、共有できるほか、設定した間隔でのスナップショット撮影、スナップショット付き通知、人による動作を検知した場合にのみ通知や録画をするように設定できるパーソンアラートなどの機能を備える。
無料体験の終了後は、デバイス1台につき月々350円、またはデバイス登録住所につき月々1,180円がかかる。年額プランの場合は前者が3,500円、後者が11,800円。なお、無料体験版から有料プランへ自動的に変更されることはなく、無料期間終了の30日前までにメールで事前通知するとのこと。
カメラの撮影範囲を制限する「プライバシーマスク機能」、音声録音をオフにする「音声のストリーミングと録音機能」といった、プライバシー保護・セキュリティ対策を考慮した設計を採用。Ringアプリからプライバシーの設定が行える。上記のRingプロテクトプランに加入している場合は、ビデオ録画を最大180日間(初期設定は60日間)保存でき、Ringアプリからいつでも削除できる。
Spotlight Cam Plusの発売に合わせて、3つのアクセサリーを新たに追加し、同時に予約販売を開始。同日(3月15日)に出荷開始する。USB-C接続対応のRing純正ソーラーパネルや屋内外用電源アダプターを組み合わせることで、設置場所に合わせた電源供給が可能になる。
ソーラーパネル(7,990円)をSpotlight Cam Plusに接続し、毎日数時間の直射日光が当たる場所に設置することで、Spotlight Cam Plusに装着したリチウムイオン蓄電池を継続的に充電できる。IP55等級の防塵防沫仕様で、調整可能なマウントブラケットが付属する。
屋内外用電源アダプター(5,480円)を接続すると、照明スケジュール機能で設定した時間帯にSpotlight Cam Plusの照明を継続して点灯させられる。電源アダプターからの電源供給がストップした場合は、本体のバッテリーからの電源供給に切り替わる。屋内の標準的な電源コンセント、または付属のIP65等級防塵防沫ケーブル(長さ3.5m)を使って、屋外の防雨型コンセントから電源を供給可能だ。
このほか、micro USB充電ケーブル、取り付けマウント、ボールジョイントアーム、マウンティングプレート、壁面マウント用ネジ、壁面用アンカーをセットにしたスペアパーツキット(290円)も販売する。
