MMD研究所は2月24日、スマホ決済サービスユーザー1,800人を対象に実施した「2023年1月スマートフォン決済利用動向調査 第2弾」の調査結果を公開した。
この調査は、QRコード決済サービス(PayPay、d払い、楽天ペイ、au PAY、メルペイ、LINE Pay)もしくはスマホ非接触決済サービス(モバイルSuica、iD、楽天Edy、QUICPay、nanacoモバイル、モバイルWAON)のいずれかのサービスをメイン利用している18歳〜69歳のスマホ決済サービスユーザーを対象としたもの。
メイン利用しているスマホ決済サービスのチャージ方法・ 連携方法について聞くと、最も利用しているQRコード決済サービス上位であるPayPayは「銀行口座からのチャージ」が28.0%、d払いは「スマートフォン料金と合算払い」が44.7%でそれぞれ最多となった。
最も利用しているスマホ非接触決済サービス上位であるモバイルSuicaは「クレジットカードからのチャージ」が56.0%、iDは「クレジットカードとの連携」が60.0%でそれぞれトップとなった。
メイン利用しているスマホ決済サービスを使い始めた理由を聞くと(複数回答可)、QRコード決済サービスでは「ポイントがたくさん貯まるから」が40.3%、スマホ非接触決済サービスでは「会計がスピーディーに終わるから」が35.4%でそれぞれ最多となった。
メイン利用しているスマホ決済サービスをどのような場所で利用しているか聞いたところ(複数回答可)、「コンビニエンスストア」が59.8%で最多となり、次いで「スーパー」が43.1%、「ドラッグストア」が39.7%となった。
次に、メイン利用しているスマホ決済サービスの利用を場所ごとに聞いたところ、利用場所上位のコンビニエンスストアは、nanacoモバイルユーザーの82.7%、au PAYユーザーの73.3%、d払いユーザーの68.0%が利用していた。
また、スーパーでは、モバイルWAONユーザーの77.3%、PayPayユーザーの51.3%、iDユーザーの49.3%が利用していた。ドラッグストアでは、楽天ペイユーザーの55.3%、d払いユーザーの54.0%、au PAYユーザーの49.3%が利用していることがわかった。