プラススタイルは2月9日、小型の見守りデバイス「+Style まもサーチ3」を発表した。LTEのモバイル通信機能、GPS、Wi-Fiの3つの情報を利用して正確な位置情報が捕捉できるようにしたほか、1回の充電で最大2カ月駆動できるようにした。学校や塾に通う子どもだけでなく、シニアやペットの見守り、さらにクルマの盗難防止や追跡などに使いたいと考える人に売り込む。
端末の価格は5,280円で、期間限定の発売記念キャンペーンとして3月31日まで3,680円で販売する。通信料金は月528円(もしくは年5,500円)。2月9日から販売を開始する。
2020年10月に発表した「まもサーチ2」の後継モデル。LTEのモバイル通信機能、GPS、Wi-Fiの3つの情報を利用して居場所を正確に測位する仕様を継承しつつ、省電力モジュールや高密度バッテリーの採用でバッテリー駆動を従来の2倍の最大2カ月に延ばした(まもサーチ2は最大1カ月)。価格も5,280円に低価格化した(まもサーチ2は5,980円)。本体サイズは49×49×15.5mm、重さは約39g。
メインターゲットの子どもの見守り用途以外にも、高齢者の行方不明者が増加していることを受け、シニアの見守り用途に向く製品として訴求する。さらに、事前に指定したエリアの外に移動した場合に通知する機能を生かし、昨今社会問題化しつつあるクルマの盗難への備えとしてもアピールする。シニア向けのキーホルダーや、クルマの車体に装着するケース、ペットに装着するケースなどは、4月以降に順次投入する。
アップルの「探す」ネットワークに対応した紛失防止タグも
まもサーチ3と合わせ、キーホルダーなどに付けて使う忘れ物防止タグの新版「まもサーチTag」も発表した。アップル純正の「AirTag」と同じく、アップルの「探す」ネットワークに対応した紛失防止タグで、iPhoneユーザーが多い日本では効率的に場所を地図上に表示できる。本体はIPX5の生活防水に対応し、ストラップ穴を標準で用意するなど、AirTagにはない特徴も備える。
価格は3,480円で、3月31日まで2,780円で販売する。