富士通クライアントコンピューティング(FCCL)は1月24日、ノートPC「FMV LIFEBOOK」シリーズの2023年春モデルとして、14型モバイルノートPC「MH」シリーズを発表した。1月27日に発売し、店頭予想価格は上位モデル「MH75/H1」が170,000円強、下位モデル「MH55/H1」が140,000円強。
従来モデルからスペックを踏襲するなど、小幅なアップデートを施した新モデル。約92万画素WebカメラがWindows Hello対応となり、キーボードにワンタッチマイクミュート機能(F2キー)を追加している。デザイン面では、「FUJITSU」ロゴの位置を変更しつつ「LIFEBOOK」ロゴを省くなど、よりシンプルになった。キーボードは「かな表記なし」となり、文字色のコントラストを調整して高級感を出している。
上位モデル「MH75/H1」の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-1165G7、メモリがPC4-3200 16GB(8GB×2、最大16GB)、ストレージがPCIe SSD 512GB、グラフィックスがIntel Iris X Graphics(CPU内蔵)、OSがWindows 11 Home 64bit。光学ドライブは搭載しない。
14型液晶ディスプレイの解像度は1,920×1,080ドット(フルHD)、日本語86キーのキーボードはキーピッチが約19mm、ストロークが約1.7mm。通信機能は、Wi-Fi 6(2.4Gbps)、Bluetooth 5.1、バッテリ駆動時間は約14時間。
インタフェース類は、Windows Hello対応の約92万画素Webカメラ、SD/SDHC/SDXCメモリーカードスロット、USB 3.2 Gen2 Type-C×1、USB 3.2 Gen1 Type-A×3、USB 2.0×1、HDMI出力×1、3.5mmミニジャック(ヘッドホン出力・マイク入力・ラインイン・ラインアウト)など。本体サイズはW323.8×D216×H19.9mm、重さは約1.3kg。
一方の下位モデル「MH55/H1」は、CPUがIntel Core i5-1135G7、メモリがPC4-3200 8GB(8GB×1、最大8GB)、ストレージがPCIe SSD 256GB、、バッテリ駆動時間が約14.3時間となる。そのほかの主な仕様は上位モデルと共通。