プラネックスコミュニケーションズは1月23日、ホテルなどの有線LAN回線をWi-Fi化する電源プラグ一体型の小型Wi-Fiルーター「ちびファイ4」(型番:MZK-DP300N)を発売した。従来モデルよりもWi-Fiの通信速度が2倍に向上した。価格はオープンで、予想実売価格は3,980円前後。1月下旬より発売する。

  • ホテルなどの有線LAN回線をWi-Fi化する電源プラグ一体型の小型Wi-Fiルーター「ちびファイ4」

「ちびファイ3(MZK-DP150N)」の後継となる小型ルーター。ホテルなどに設置されている有線LAN回線に接続して使用する。通信帯域は2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/nで、アンテナを2本使うことで最大300Mbps(理論値)に通信速度が高速化している。

  • 側面にはホテルの有線LAN回線と接続する端子を搭載する

  • ホテルのコンセントに接続し、LANケーブルをつなぐだけで自分だけのWi-Fi環境が作れる

新たに電波強度変更機能も搭載。100% / 70% / 50% / 30% / 15%の5段階で電波強度が選択でき、周囲の宿泊者のWi-Fi通信を妨げにくい。一度デバイスを無線接続すれば設定が引き継がれるので、別のホテルなどで使う時にいちいちSSIDやパスワードを設定する手間もない。

本体は収納式電源プラグ一体型デザインで幅30mmのスリム型。コンセントに挿しやすく持ち運びもしやすい。セキュリティはWPA2-PSK(AES)WPA-PSK(AES)。本体サイズは約W30×D55×H45mm、重さは約53g。対応OSはWindows 7 / 8.1 / 10 / 11、macOS 10.12以降、Chrome OS、Android、iOS。