アップルは1月18日、新しいApple Silicon「M2 Pro」「M2 Max」を搭載した14インチ/16インチMacBook Proを発表した。スリムな本体はそのままに処理性能を大幅に高めたほか、バッテリー駆動時間も最大22時間にまで延ばした。Wi-Fiは最新のWi-Fi 6Eに対応したほか、シリーズで初めてHDMI端子経由で8Kディスプレイの高精細表示に対応した。

価格は、14インチMacBook Proが288,800円から、16インチMacBook Proが348,800円から。発売はいずれも2月3日。

  • 14インチ/16インチMacBook ProがM2 ProとM2 Max搭載でモデルチェンジ。パフォーマンスが大幅に向上しただけでなく、M2 Pro搭載モデルはバッテリー駆動時間がさらに延びた

新開発のM2 ProチップやM2 Maxチップを搭載して処理性能を高めたプロ向けの高性能ノート型Mac。従来のM1 Pro/M1 Maxチップを搭載したモデルからCPUやGPU性能を大きく引き上げ、アプリの実行速度や機械学習処理の速度を高めた。ユニファイドメモリは、M2 Proチップ搭載モデルが最大32GB、M2 Maxチップ搭載モデルが最大96GB。

  • 好評の薄型デザインを継承する

バッテリー駆動時間は、最大22時間にまで延長した(M2 Pro搭載16インチMacBook Pro)。ワイヤレス接続は、Macで初めてWi-Fi 6Eに対応。HDMI端子は、最大60Hzの8Kディスプレイと最大240Hzの4Kディスプレイに新たに対応した。

本体サイズは14インチMacBook ProがW312.6×D221.2×H15.5mm、重さはM2 Proモデルが1.60kg、M2 Maxモデルが1.63kg。16インチMacBook ProがW355.7×D248.1×H16.8mm、重さはM2 Proモデルが2.15kg、M2 Maxモデルが2.16kg。

  • 端子類のレイアウトもM1モデルと同じ

  • HDMI端子は8Kディスプレイの表示にも対応した