ハーマンインターナショナルは、約90%のリサイクル素材を採用したエコフレンドリーなポータブルBluetoothスピーカー「JBL GO3 ECO」を1月27日に発売する。価格はオープンプライスで、直販価格は5,940円。
JBLブランドから2020年に登場し、累計販売台数4,800万台を超える人気を集めるポータブルスピーカー「GO3」(直販5,940円)の外装やパッケージに、再生素材を使用したバリエーションモデル。報道陣向けの展示会「HARMAN ExPLORE TOKYO 2022」で参考出品しており、今後正式発表を目指すとしていた。今回、発売日や価格、仕様が正式に決まったかたちだ。
GO3 ECOでは、ボディのプラスチックパーツに、リサイクル・プラスチックを約90%以上採用。ボディをおおうスピーカーグリルには、リサイクル・ファブリックを100%使っている。ホワイトカラーのボディには、ファッションアイテムのような温もりあるデザインに、空と雲をイメージした淡いカラーリングをあしらった。
パッケージはFSC森林認証取得の紙素材を全面採用し、生分解性の大豆由来インクによる印刷を施すなど、環境負荷の少ない仕様とした。
本体仕様は現行のGO3と共通で、IP67相当の防塵防水対応。本体側面の充電用USB-C端子も防塵防水仕様で、ボディが汚れても丸洗いできる。手のひらサイズで重さ約209gの本体に、独自の43×47mm径フルレンジスピーカー1基とパッシブラジエーターを内蔵し、「サイズを超えた広がりと奥行きがある高音質」が楽しめるとする。
Bluetooth 5.1に準拠し、対応コーデックはSBC。周波数特性は110Hz~20kHzで、最大出力は4.2W。2.5時間の充電で、最大約5時間の連続再生が可能だ。充電用USB-Cケーブルが付属する。
なお、ハーマンインターナショナルでは、2040年までのカーボンニュートラル実現に向け、2025年までに40%のCO2排出量削減、製造過程における電力供給の100%再生可能エネルギーへの切り替えといったサステナビリティへの取り組みを継続している。