デジタル庁は12月20日から、マイナンバーカードの普及促進のために、人気漫画「SPY×FAMILY」とのコラボキャンペーンを実施しているが、これにネットでは「人選ミスでは?」といったツッコミが多数寄せられ、注目を集めている。
「SPY×FAMILY」は、遠藤達哉さんによる日本の漫画作品。より良き世界のために、諜報任務を行う凄腕スパイの主人公ロイド・フォージャーと、人の心が読める超能力の娘アーニャ・フォージャーと、殺し屋の妻ヨル・フォージャーとが互いに正体を隠しつつ世界の危機に立つ向かうという物語だ。2019年より漫画アプリ「少年ジャンプ+」にて連載中で、2022年にはアニメ化されるなど人気を集めている。
今回のコラボは、キャンペーン特設サイトにて、フォージャー一家がマイナンバーカードの利用メリットや申請の手軽さ、セキュリティ対策に関して解説してくれるというもの。これを解説しているのが、身分や名前、国籍などを偽装しているロイド・フォージャーや、年齢詐称をしているアーニャ・フォージャーということで、ツッコミが多数寄せられているのだ。まぁ、スパイと個人情報は相性が悪そうではあるが、ロイドとヨルさんが守ってくれると思えば安心な気もする。
ネット上では「ちち、まいなんばーさんまいもってる」「スパイにマイナンバー渡していいんか?🙄」「いやスパイに『個人情報は保護されてます』とか」とツッコミの声が多数寄せられた。
ちなみに今回のコラボでは、特設サイトのほかに「メリット篇」「セキュリティ篇」「簡単申請篇」の3つのキャンペーン動画も公開している。3月31日までの期間限定で、アーニャや、作中に登場するキャラクター達がマイナンバーカードの利用メリットや、セキュリティ対策、申請の手軽さなどを教えてくれる。
このほか、来年3月31日まで「SPY×FAMILY」のスペシャルコンテンツが届くTwitterキャンペーンや、渋谷エリアでの巨大広告、SNS連動型街頭イベントなどイベントが盛り沢山だ。興味があれば、ぜひ特設サイトを覗いてみてほしい。