NTTドコモ モバイル社会研究所は12月19日、スマホ、タブレット、PCでのサービス利用に関する調査レポートを発表した。

  • スマホでのサービス利用率(全体)(出典:モバイル社会研究所)

同レポートは、2022年2月にスマホ利用者を対象に、スマホ、タブレット、PCでのサービス利用についての調査結果に基づくもの。

スマホでのサービス利用率では、高いほうから順に「LINEなどのコミュニケーションツール」、「情報検索・ニュースの閲覧」、「電子メール」となった。

年代別では「LINEなどのコミュニケーションツール」をはじめとする多くのサービスで10代~30代の利用率が最も高く、「情報検索・ニュースの閲覧」、「電子メール」は40代~50代が最も高い。「ソーシャルメディア」や「動画や音楽」の利用率は、10代~30代では80%弱であるのに対し、60代~70代では25%程度と、年代によって利用率が大きく異なっていた。

  • スマホでのサービス利用率(年代別)(出典:モバイル社会研究所)

次に、自分専用のタブレットを所有する人を対象に、タブレットでのサービス利用率について調べると、全体では利用率が高いほうから順に、「動画や音楽」、「情報検索・ニュースの閲覧」、「ネットショッピング・フリマ」。どのサービスもタブレットでの利用率はスマホでの利用率より低かった。

  • タブレットでのサービス利用率(全体)(出典:モバイル社会研究所)

年代別では、「動画や音楽」は若年層のほうが利用率が高く、10代~30代の約6割、40代~50代の約5割、60代~70代の約4割が利用していた一方で、「情報検索・ニュースの閲覧」は高年層のほうが利用率が高く、10代~30代では4割弱であるのに対し、60代~70代では5割を超えていた。

  • タブレットでのサービス利用率(年代別)(出典:モバイル社会研究所)

次に、自分専用のPC所有者にPCでのサービス利用率について調査したところ、全体では「電子メール」、「情報検索・ニュースの閲覧」、「ネットショッピング・フリマ」の順に高かった。スマホでの利用率と比較すると「資格・勉強・習い事関連」はPCでの利用率が高かった。

  • PCでのサービス利用率(全体)(出典:モバイル社会研究所)

年代別で見ると、上位3サービスは高年層の利用率が高く、「電子メール」は60代~70代では8割を超えているのに対し、10代~30代では6割以下であった。一方で、「資格・勉強・習い事関連」の利用率は若年層のほうが高く、10代~30代では24%となった。

  • PCでのサービス利用率(年代別)(出典:モバイル社会研究所)