アスクは11月24日、Synology製のビジネス向けオールインワンNASキット「DiskStation DS923+」を発売した。店頭予想価格は96,400円前後。
「DiskStation DS923+」は、3.5/2.5インチドライブ×4台を取り付けられるNASキット。CPUにデュアルコアのAMD Ryzen R1600を搭載し、メモリはDDR4 ECC 4GBを内蔵。転送速度はシーケンシャルリードで625MB/s、シーケンシャルライトで559MB/sと高速だ。
AES-NI ハードウェア暗号化エンジンを搭載し、多くのネットワークプロトコルをサポート。Windows、Mac、Linuxなどの異なるプラットフォームでファイルを共有できる。OSはブラウザベースの「DiskStation Manager(DSM)」だ。
オプションには、eSATA接続の5ベイ拡張ユニット「DX517」を用意。ドライブを最大9台まで増設できる。システムキャッシュ用にM.2 NVMe SSDスロット×2基も装備。SSDを追加することで高速なキャッシュを構築できる。
ネットワークカメラサーバとしては、最大40台までの監視カメラの一括管理に対応。専用アプリ「Surveillance Station」を使うことで、リアルタイム監視、記録データのタイムラインビューなどを実行できる。
インタフェースはGigabit Ethernet対応有線LAN×2基で、フェイルオーバーとLink Aggregationに対応。USB 3.2 Gen 1×2基とeSATA×1基も備える。RAID機能は、Synology Hybrid RAID、Basic、JBOD、RAID 0/1/5/6/10に対応。最大ユーザーアカウント数は2,048、最大同時接続数は1,000。本体サイズはW199×D223×H166mm、重さは2.24kg。