フィリップ モリス ジャパンは11月14日、加熱式たばこデバイスの新製品として、「IQOS ILUMA」シリーズの数量限定モデル「IQOS ILUMA OASIS(アイコス イルマ オアシス)」を発表。鮮やかなオレンジカラーの本体となり、IQOS ILUMA(アイコス イルマ)とIQOS ILUMA PRIME(アイコス イルマ プライム)には初めて模様を配したデザインを採用しています。
IQOS ILUMA OASISは11月22日から、IQOSオンラインストア、全国8カ所のIQOSストアやIQOSショップ、IQOSコーナーなどで発売。12月13日からは主要コンビニエンスストアや一部たばこ取扱店で順次発売します。価格は、IQOS イルマ プライムが9,980円、IQOS イルマが6,980円、IQOS イルマ ワンが3,980円。いずれも通常モデルと同額です。
IQOSイルマシリーズは、最上位モデルのIQOS イルマ プライムはラップカバーを、IQOS イルマはドアカバーを交換することで、多彩なカスタマイズが行えます。今回のIQOS ILUMA OASISは、このラップカバーやドアカバーを、初めて模様を付けたデザインとしました。
「オアシスをイメージした大胆な色彩に、ゴールドの差し色でプレミアム感を出した」(フィリップ モリス ジャパン 村上彰啓氏)というデザインは、オレンジ、緑、茶色といった配色。照りつける太陽の下、砂漠に現れたオアシス――というイメージを感じさせます。
加えて、IQOS イルマ プライムのホルダー(たばこスティックを挿す本体)にはゴールドのポリッシュドリング、IQOS イルマのホルターにはテラコッタカラーのポリッシュドリングという限定カラーが採用されています。
もうひとつのIQOS イルマ ワン オアシスは、ほかの2機種のようなアクセサリー類がないため、模様は施されていません。その代わり、ほかと同じく鮮やかなオレンジカラーによって限定モデルとして位置づけます。IQOS イルマ ワンは、2022年3月の発売以来、IQOS イルマ ワン オアシスが初めての数量限定モデルとなります。
今回、鮮やかなカラーの3モデルを一気に投入することで、「多くの人に興味を持ってもらい、紙巻きたばこから加熱式たばこへの移行のきっかけになれば」(村上氏)と期待します。
IQOSイルマ専用たばこスティック「TEREA(テリア)」に新フレーバー
同時に、IQOSイルマ専用たばこスティック「TEREA(テリア)」シリーズに新製品の「テリア ウォーム レギュラー」を追加し、11月28日から発売します。ウッディな香りとまろやかな味わいにしたとのことで、ヘーゼルナッツの香りを加えています。
これでテリアシリーズは全16種類となり、ラインナップがさらに拡充されました。IQOSイルマシリーズは、2022年にテリアとは別ブランドのたばこスティック「センティア」(12銘柄)を発売。低価格なデバイスのIQOS イルマ ワンや、限定モデル「IQOS イルマ ネオン」などを投入することによって、利用者を拡大してきました。
たばこスティックの銘柄別市場シェアは、テリアが14.9%(2022年9月末)となっており、紙巻きたばこのブランドを入れても日本で2位のシェア。センティアも4.5%まで伸びていて、村上氏は順調な拡大をアピールします。
世界のIQOSユーザー数も2022年9月末時点で約1,950万人になり、紙巻きたばこから完全に移行したユーザーも拡大しています。
IQOSをはじめとする同社の「煙の出ない製品」群は、同社売上の30%以上を占めるまでに成長。2023年には約40%、2025年には50%以上という目標に対して順調だとしています。同社は今後もラインナップを拡充し、紙巻きたばこからの移行を推進していく考えです。
今回の限定モデル(オアシス)とテリア ウォーム レギュラーの発売を記念して、IQOSストア(8店舗)にてIQOSイルマ オアシスモデル仕様のディスプレイを展開。会員サービス「IQOSPHERE(アイコスフィア)」会員限定で投稿コンテストや抽選キャンペーン、IQOSストア(名古屋店を除く)で「レアチーズ 水まんじゅう」のオリジナルスイーツ提供などの企画も展開します。