エレコムは11月15日、デュアルマイクノイズリダクションシステムによりマイクが拾う周囲の雑音を大幅に軽減できる有線ヘッドセットとして、カナル型片耳タイプの「HS-EP100UNCBK」、カナル型両耳タイプの「HS-EP101UNCBK」、両耳オーバーヘッドタイプの「HS-HP105UNCBK」を発表した。11月中旬より発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は片耳タイプが9,980円、両耳タイプが11,980円、両耳オーバーヘッドタイプが19,980円。

  • 自分の声だけが相手に鮮明に届く、デュアルマイクノイズリダクションシステム採用の有線ヘッドセット

デュアルマイクノイズリダクションシステムにより、周囲の雑音を抑制し、クリアに音声を伝えることができるUSB-A接続のイヤホンタイプの有線ヘッドセット。周囲の雑音(環境音)を拾うマイクと、自身の声(通話音)を拾うマイクの2種類を搭載し、音声処理により不要なノイズをカットして口元から発した音声のみをクリアに相手に伝えられるとする。

オフィスからWeb会議に参加するときなど周囲の雑音が気になる状況でも、ミュートにすることなく常にマイクをオンにしたまま参加できる。

最大-35dBのノイズカットが可能で、地下鉄車内(80dB)で通話している状況でも、相手には静かな図書館内で会話しているように聞こえるということだ。

  • マイクの位置調整がしやすいフレキシブルアームを採用

マイクには息によるノイズを軽減するウインドスクリーンが備わるほか、マイクの位置調整がしやすいフレキシブルアームを採用。マイクミュートと音量調整を手元で操作できるインラインコントローラーを搭載。USB-A接続のため、PCのヘッドホンジャックを使わずにヘッドセットを使える。ケーブル長は1.9m。

  • 接続コネクタはUSB-AのためPCのヘッドホンジャックを使わない

カナルタイプは、通話中も周囲の音を確認できる片耳タイプの「HS-EP100UNCBK」と、会議に集中できる両耳タイプの「HS-EP101UNCBK」を用意し、どちらも髪型の乱れを気にせずに装着可能。耳に立体的にフィットし抜け落ちを防ぐ3Dフィットイヤーアームを採用し、イヤーキャップはS・M・Lサイズが付属する。

  • 片耳タイプの「HS-EP100UNCBK」(左)と、両耳タイプの「HS-EP101UNCBK」(右)を用意

カナル型の主な仕様は、サイズが片耳タイプ、両耳タイプともにW29×D19×H19mm、重さが片耳タイプが約8g、両耳タイプが約13g。

ヘッドホン部はスピーカー方式がダイナミック型(モノラル・ステレオ)、ドライバーユニットが直径10mm、周波数帯域が20~20,000Hz、マイク部はマイク方式がエレクトレットコンデンサー方式、マイクアーム長さが120mm(リアハウジング部からマイク穴中心までの長さ)、指向性は無指向性、周波数帯域は50~16,000Hz。

付属品は3Dイヤーアーム(S/M/L)、イヤーキャップ(S/M/L)、ウインドスクリーン。

  • イヤーキャップはS・M・Lサイズの3サイズが付属(Mサイズは製品本体に装着済み)

大型のイヤーパッドで耳の周囲全体を覆うアラウンドイヤースタイルの両耳オーバーヘッドタイプ「HS-HP105UNCBK」は、安定した装着感で長時間の使用でも疲れにくいとする。イヤーパッドは低反発ウレタンフォームを立体的に縫製し、内側に倒れ込むすり鉢状の構造により耳をやさしく包み込むような装着感を実現した。

  • 両耳オーバーヘッドタイプの「HS-HP105UNCBK」

イヤーパッドの表面生地には、閉塞感が少ない柔らかなメッシュ素材を採用。収納時には厚みをコンパクトにできるスイーベル機構を搭載。マイクアームは着脱式で、マイクを外せば普通のヘッドホンとしても使用できる。

  • 収納時には厚みをコンパクトにできるスイーベル機構を搭載。イヤーパッドは低反発ウレタンフォームを立体的に縫製

オーバーヘッドタイプの主な仕様は、サイズが約W171×D約81×H約205mm、重さ約280g。ヘッドホン部はスピーカー方式がダイナミック型(ステレオ)、ドライバーユニットが直径50mm、周波数帯域/20~20,000Hz。マイク部はマイク方式がエレクトレットコンデンサー方式、マイクアーム長さが135mm(リアハウジング部からマイク穴中心までの長さ)、指向性が無指向性、周波数帯域が50~16,000Hz。

 

デュアルノイズリダクション機能付きヘッドセット「HS-HP100UNCBK」「HS-HP101UNCBK」紹介動画