「iPhone 14 Pro」と「iPhone 14 Pro Max」の2機種について、供給数が当初予定よりも少なくなり、納期が長くなる可能性があると米アップルが発表しました。すでに、オンラインのアップルストアでは出荷まで4~5週間かかる状況で、年末年始にかけて納期がさらに長くなる可能性があります。少しでも早く入手したい人は、早めに予約するのがよさそうです。

  • もともと人気が高く品薄傾向にあったiPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Maxが、新型コロナウイルスの影響でさらなる供給不足が見込まれることが明らかになった

「iPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Maxの供給に関するアップデート」と題されたリリースで、iPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Maxの供給数が当初の見込みよりも少なくなることが明らかになりました。新型コロナウイルスの影響で、中国・鄭州のiPhone工場が通常通り稼働できなくなったことを理由として挙げています。

カメラ機能を強化し、ダイナミックアイランドなどの新機能に対応したiPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Maxは発売前から前評判が高く、販売開始当初から品薄傾向にありました。現在、オンラインのアップルストアでは出荷まで4~5週間となっていますが、今回の状況を受けてさらに長くなる可能性が高いとみられます。

アップルは「サプライヤーと緊密に協力して、すべての労働者の健康と安全を確保しながら通常の生産レベルに戻します」としていますが、「新製品を受け取るまでの待ち時間が長くなると予想しています」とも記載しており、しばらくこの状況が続きそうです。早く入手したい人は、できるだけ早めに予約するのがよいでしょう。

なお、通常モデルの「iPhone 14」や大画面モデル「iPhone 14 Plus」は影響を受けておらず、現在も1~2営業日で出荷しています。