コロナは10月11日、新潟と福島を結ぶ「SLばんえつ物語」をモチーフにした対流形ポータブル石油ストーブ「SL-C57180」を1,000台限定で発売した。

直販サイト「コロナストア」とJR東日本公式ショッピングモール「JRE MALL」にて販売し、価格は57,180円。「鉄道の日」である10月14日から、順次出荷開始する。

  • SLばんえつ物語モデル/SL-C57180

SLばんえつ物語は、JR東日本磐越西線の新潟県・新津駅~福島県・会津若松駅間を定期運行している列車。鉄道ファンからは「貴婦人」の愛称で愛されている。

今回発売したSLばんえつ物語モデル「SL-C57180」は、列車のSLばんえつ物語を再現したストーブ。2019年10月に発売されたストーブ「ClassicBlack(クラシックブラック)」の開発時に、コロナ社内で「SL機関車に似ている」といった声が上がっており、今回、鉄道好きの社員の発案をきっかけにSLばんえつ物語をモチーフにした石油ストーブが商品化されたという。

本体前面に、列車のナンバープレート「C57 180」や煙室扉ハンドル、ヘッドマークを模したパーツを配置。すべて素材選びからこだわり、質感やデザインのクオリティを高めつつ、強度や耐熱性を確保した。このほか、パッケージは、SLばんえつ物語の描き下ろしイラストがプリントされた特別仕様。SLばんえつ物語のヘッドマークを模した刺繍入りの専用バッグも付属する。

単1形乾電池×2(点火用)と石油を燃料として稼働するため、停電時にも役立つ。本体サイズはW460×D460×H553mm、重さは約9.9kg。燃料消費量は5.14kW(0.5L/時間)。暖房の目安は13畳(木造)。タンク容量は6L、燃焼継続時間は約12時間。屋外では使用できない。

  • SLばんえつ物語のヘッドマークを模した刺繍が入った専用バッグ

  • 「SLばんえつ物語」の描き下ろしイラストが印刷されたパッケージ