モリサワは9月27日、Morisawa FontsおよびMORISAWA PASSPORT アップグレード2022年10月版として、2022年新書体の提供を10月26日 11時より開始することを発表した。

  • モリサワ 2022年新書体の提供を10月26日 11時より開始

今回のアップグレードは、合計77ファミリー、500書体以上におよぶ。和文書体では「インパクト」「ゆるポップ」「ロマン」「オールド」の4つのジャンル、欧文書体も「オーガニック&ディスプレイ」「クラシカル&スタンダード」「Roleスーパーファミリー」「Clarimo UDシリーズ」の4ジャンルをリリースする。

  • 上から「秀英四号太かな+」、「ヒラギノ丸ゴ オールド」、「こぶりなゴシック」

また、「秀英四号太かな」を「秀英初号明朝」の漢字と合わせて総合書体化した「秀英四号太かな+」や、どこか懐かしい書体「ヒラギノ丸ゴ オールド」も登場。

さらに、今回の新書体提供にあわせて、「リュウミン」、「ゴシックMB101」、「すずむし」などの人気書体のAP版や、「G2サンセリフ」の文字セット追加、定番書体「こぶりなゴシック」のウエイトも追加される。

これらの新書体は、10月4日リリース予定の新サービス「Morisawa Fonts」、およびMORISAWA PASSPORT製品において、10月26日 11:00よりダウンロードが可能となる。

新書体の特徴や組見本は、9月27日公開の2022年新書体特設ページで紹介されている。また、モリサワ公式noteでは、各書体の特徴解説やおすすめの使い方などが紹介されている。

  • 2022年新書体の特設ページ を9月27日公開

なお、「Morisawa Fonts」は、デバイスに依存しないユーザー単位のライセンスで利用できるフォントサービスで、「MORISAWA PASSPORT」の後継サービス。1,500書体以上のフォントとすべての機能を利用できる「スタンダードプラン」と、5書体のフォントが無料で試せる「フリープラン」を展開。1ライセンスあたりの通常価格は64,240円だが、10月4日~2023年10月3日までは25%オフの48,180円となる。契約期間は1年。