米Intelは9月16日(現地時間)、「Intel Pentium」ブランドと「Intel Celeron」ブランドで展開しているノートPC向けプロセッサを、2023年から「Intel」ブランドで展開することを発表した。
「Pentium」ブランドと「Celeron」ブランドはエントリーレベルのプロセッサに用いられており、エントリー帯の複数のプロセッサ・ファミリーのブランドを「Intel」ブランドにまとめることで、現在のフラッグシップ・ブランドである「Intel Core」「Intel Evo」「Intel vPro」の存在感を高め、それらが提案する価値がより顧客に伝わるようにする。「Pentium」は90年代から2000年代前半にIntelの主力プロセッサのブランドとして一時代を築いており、そのイメージが今も残っている。ブランディングの変更は、同社が現在提供している製品および製品ロードマップに変更を加えるものではなく、「Pentium」ブランドと「Celeron」ブランドで展開している製品の提供は継続する。
デスクトップ向けにも同様のブランド変更が行われるかは現時点で不明。Intelは9月27日〜28日に「Intel Innovation 2022」を開催する予定で、その際に今後のデスクトップ向け製品を明らかにするとともに新しいブランディングに移行する可能性がある。