ゲヒルンは9月1日、「特務機関NERV防災」アプリをアップデートし、アクセシビリティ機能を大幅に強化した。バージョンは4.0.0となる。アプリは無料(アプリ内購入あり)。
特務機関NERV防災アプリは、地震・津波・噴火の速報や土砂災害・浸水害・洪水害の危険度といった防災気象情報を、ユーザーの現在地や登録地点に基づいて配信するスマホ用アプリ。
今回のアップデートは、「防災の日」の9月1日に合わせて実施。新バージョンでは、これまでのダークテーマ基調のほかに、「シン・テーマ」と呼ばれるライトテーマを実装した。
また、「C型色覚」「P・D型色覚」「T型色覚」それぞれの色覚型に最適化した配色設定を選べるようになったことに加え、コントラストを「低い」「標準」「高い」の3種類から選択可能となり、色の見分けやすさが改善されている。
これにより、ベーステーマの「ダーク」「ライト」の2種類、色覚特性「C型色覚」「P・D型色覚」「T型色覚」の3種類、コントラスト「低い」「標準」「高い」の3種類を組み合わせて合計18パターンの配色から選択できる。
また、文字の大きさ(フォントサイズ)と文字の太さ(フォントウェイト)をユーザーが選択で可能に。若年層のユーザーのほか、視野狭窄や視野欠損のあるユーザーを考慮し、文字を小さくする調整にも対応。標準より2段階小さく、標準より4段階大きくできる。
そのほか、ボイスオーバー(VoiceOver)やトークバック(TalkBack)を使用しているユーザー向けに、「スクリーンリーダー用レイアウト」を設定できるようになった。同機能をオンにするとアプリ内の地図が省略され、スクリーンリーダーでタッチしやすいレイアウトに変更される。
「特務機関NERV防災」アプリの最新版は、App Store(iOS版)およびGoogle Play(Android版)より無料でダウンロードできる。対応OSは、iOS 13以降、Android 6.0以降。