コロナは8月18日、低出力のポータブル電源でも運転できる石油ファンヒーター「FH-CP25Y(G)」を発表した。9月1日に発売し、価格は24,800円。直販サイト「コロナストア」の限定モデルとして販売し、8月19日10時から同ストア内の特設サイトにて先行予約を受け付ける。カラーはオリーブグリーン。
「FH-CP25Y(G)」は家庭用コンセント以外に、定格出力200W以上の低出力ポータブル電源を使用して運転できる石油ファンヒーター。「防災製品等推奨品マーク」を取得しており、停電を伴う災害などに役立つとする。最大暖房出力は2.5kW。
点火時に必要とする電力を抑えることで、点火までの時間が従来機種より長くなったが(約5~7分)、ポータブル電源による稼働を実現した。運転時の消費電力は8.5~14Wと低く、ポータブル電源の定格容量が少なくても、14.8時間(強)~56.3時間(弱)と、長時間運転できる。
「高地切換モード」により標高2,000mまでの場所に対応。このほか、水平な場所で安全に使用しやすいように水平器を搭載する。また、対震自動消火装置や不完全燃焼防止装置などの安全装置も装備している。
本体サイズはW312×D307×H390mm、重さは7.9kg。消費電力は点火時が166W、燃焼時が8.5~14W、待機時が0.9W。運転音は強が33dB、弱が21dB。タンク容量は3.6L。固定タンクキャップ、灯油を抜くためのスポイトなどが付属する。