セイコーウオッチの高級ブランド「グランドセイコー」から、新作の「44GS 現代デザイン」レギュラーモデルが登場する。9月9日の発売予定、価格は605,000円。
「44GS」とは、グランドセイコーが1967年に発表した腕時計。グランドセイコーの時計作りや外観は「セイコースタイル」と呼ばれる「デザイン文法」として定義されており、これを確立したとするのが「44GS」だ。今回の新作(SBGW291)は、名機の44GSを現代風の解釈によってデザインしている。
SBGW291は、現代の44GS史上でもっとも小型となるケース径36.5mmを実現。機械式時計としてはミドルサイズだが、このサイズの時計がグランドセイコーのレギュラーモデルに加わるのは初となる。
シルバーのダイヤルには放射模様を施し、同系色のストラップと合わせて全体をグレーのトーンでまとめた。風防のボックス型サファイアガラス(内面無反射コーティング)にはぬくもりを宿し、ケースとのバランスを考慮した細いインデックスや針によって端正なダイヤルを引き立てている。
ケース素材はステンレススチール、ケースサイズは径36.5×厚さ11.6mm、ストラップ素材はクロコダイル、防水性能は10気圧。手巻き式の機械式ムーブメント「キャリバー 9S64」のパワーリザーブは約72時間。