8月2日、日本気象協会は、最高気温40℃以上は「酷暑日」、夜間の最低気温30℃以上は「超熱帯夜」と表現することを発表した。なおこの名称は、日本気象協会独自のものであり、気象庁が定義したものではない。

  • 「超熱帯夜」と「酷暑日」、あまりの暑さで? 日本気象協会が新表現を発表

    「超熱帯夜」と「酷暑日」。使わずに済んでほしいところだが

日本気象協会は、「気象庁の予報用語で、最高気温が35℃以上の日は『猛暑日』、夜間の最低気温が25℃以上のことは『熱帯夜』と定義しているが、最高気温が40℃以上の日、夜間の最低気温が30℃以上の夜の表現に関しては、定義されていない」として、同協会に所属する気象予報士のうち130名に対して「最高気温が40℃以上の日」、「夜間の最低気温が30℃以上の夜」の名称に関するアンケートを実施した。

アンケートでは今回選ばれた「酷暑日」と「超熱帯夜」のほかに、「炎暑日」「灼熱夜」や「危暑日」「茹暑夜」などのユニーク名称も候補にあったそう。「すでにある『猛暑日』等との音・語呂のつながりの良さ」や「なじみやすさ」などを理由に「酷暑日」と「超熱帯夜」が選ばれたとのこと。

ネット上では「そろそろ次も考えとかないと」「遂に追加されてしまったか……」「ポケモンのメガシンカ追加された時みたいなテンションやん」「物凄く暑い日は、全て『極暑(ごくあつ)!』と勝手に呼んでました」などの声が寄せられた。