流行りの夏のレジャーといえばキャンプ、最近では1人きりの"ソロキャン"を実行するツワモノも増えているそう。そしてキャンプといえば焚き火、キャンプファイヤー。直火禁止のキャンプ場でも、焚き火台を用意すればそれなりに楽しめます。バーベキューコンロも、高さに気をつければちょっとした焚き火に使えます。
そのキャンプファイヤーをいい感じで写真に収めたい、楽しい夏の思い出として残したい、というニーズも高まっています。しかし、キャンプファイヤーを写真に残すのはなかなか難しいもの。なぜなら、炎は絶えず揺れ動くもの、シャッタースピードの調整には上級テクが必要です。炎の色のグラデーションをうまく残すのも、至難の技といっていいでしょう。
実は、iPhoneはキャンプファイヤーなど炎の写真に適しています。それはiPhone 11シリーズ以降に搭載されている「ナイトモード」。キャンプファイヤーの背景に夜の闇が入るようiPhoneを構えれば、自動的にナイトモードが有効になり、シャッタースピードなど適切な撮影条件を自動設定してくれます。
実際にキャンプ場へiPhone 13 Proを持ち込み、焚き火の写真を何枚か撮影してみましたが、とてもかんたん。ふつうにiPhoneを構えれば自動的にナイトモードがオンになるので、あとはシャッターボタンをタップするだけ。炎のゆらめき、微妙な色の違いもはっきりわかる写真を、事前設定なしに撮影できてしまいます。
以前のiPhoneでは、スローモーションで撮影したビデオから写りのいいシーンを切り出すなどの工夫が必要でしたが、ナイトモード対応モデルであればふだんどおり構えればOK。手ブレも補正してくれるので、手持ち撮影でじゅうぶん対応できますよ。