サンリオの辻会長、イラストレーターに「一輪挿しの花に目を遣ると今日も頑張ったと思える絵を」と依頼する。そんな事例が紹介され、サンリオのデザインには深い意味が込められていたと、ネットで注目が集まっている。
1960年代、サンリオ辻会長がイラストレーターに頼むとき伝えたという言葉。
— 60周年 グラフィック社 編集部 (@Gsha_design) June 29, 2022
『田舎から出てきた女の子が、勤め先から部屋に帰ってきてね、いろんな思いを抱えて帰ってきたけど、ふと、ちゃぶ台の一輪挿しの花に目を遣ると「今日も私はがんばったな」と思える。そんな気持ちになれる絵を描いて欲しい』
注目を集めたのは、グラフィック社公式Twitterの投稿で披露されたあるエピソード。サンリオの辻会長がデザインをイラストレーターに依頼するときに伝えた言葉を紹介したものだ。それは、「田舎から出てきた女の子が、勤め先から部屋に帰ってきてね、いろんな思いを抱えて帰ってきたけど、ふと、ちゃぶ台の一輪挿しの花に目を遣ると『今日も私はがんばったな』と思える。そんな気持ちになれる絵を描いて欲しい」というもの。サンリオのデザインは「ただ可愛い」だけでない、深い意味が込められたデザインだと分かるエピソードだ。
ネット上では「なんて素敵なオーダー」「初めてキティちゃん見た時は衝撃でした」「もうずっとキティちゃんと歩んでいく。」などの声が寄せられた。