イスラエルのCamero-Tech社が軍事展示会で発表した軍事レーダー「Xaver 1000」が話題になっている。壁越しに人や物を見ることができる次世代レーダーだというのだ。

  • 虹6の装備みたい! 壁の向こうを可視化するイスラエルの軍事技術が話題

    災害現場で活躍しそう

「Xaver 1000」は、AIを使った独自のリアルタイム3D技術「Sense-Through-The-Wall」によって、壁や障害物越しに、人や静止してる物体を検出し、可視化することができる。ターゲットの高さや向き、システムとの距離や人数などを把握したり、大人・子供・動物を区別する機能が付いているなど、解像度の高い情報を取得できるようだ。人が座っているのか、立っているのか、横になっているのかまでわかるとのこと。リアルタイムで壁の向こうの状況を把握できることで、「軍隊や、捜索救助隊、諜報機関などに不可欠で、紛争地域や自然災害などの様々な状況で活躍するシステム」なのだという。

ネット上では「虹6じゃないか」「虹6にありそうな装備。」と人気FPSゲーム・レインボーシックスシージを思い出す声のほか、「持ち運べるデカいレントゲンかX線検査みたいなモノですか?」「ほんとイスラエルくんなんでも作るよね」などの声が寄せられた。