パナソニック エンターテインメント&コミュニケーションは6月24日、コミュニケーションロボット「NICOBO(ニコボ)」の出荷を開始した。発送に合わせてスマホアプリ、公式サイト・SNSも公開する。
NICOBOは「心の豊かさ」という価値を提供するために開発された”弱いロボット”。寝言やオナラなど、“自分勝手にふるまう同居人”のようなしぐさを見せるほか、しっぽをふったり、会話をしたりしてユーザーとコミュニケーションをとるという。外見はファブリック調の素材に覆われ、小さな目と鼻、しっぽがついた球状をしている。
スマホアプリ「NICOBOアプリ」は6月9日から公開されており、ニコボの「心のつぶやき」を覗け、離れているときでもどんなことを考えているかを知れるという。各種設定や「よくあるご質問(FAQ)」、「お問い合わせ」へのアクセス機能も備える。
2021年2月16日から応援購入サービス「Makuake」で支援を募り(標準のMakuake価格はNICOBO本体と月額利用料6カ月分で39,800円)、今回、応援購入者に向けて出荷を開始する。また、公式Webサイト、公式SNSも6月24日に公開した。
ニコボに興味を持ってもらうため公開された公式サイトは、ニコボとの暮らしを想像できる「LIFE」や、“いきものらしさ”を表現する最新技術「TECHNOLOGY」、ニコボの基本情報「SPEC」などのコンテンツを掲載している。
また、ニコボの公式InstagramとFacebookも開始。開発スタッフによる、ニコボとの暮らしをテーマにした投稿を中心に、サポーターから寄せられた投稿やニコボとの同居生活がもっと楽しくなるコンテンツなども紹介していく予定とする。
このほか、ニコボに関する最新情報を配信するメールマガジン「NICOBO NEWLETTER」でも、ニコボと触れ合える機会の情報などを発信していくという。