定番クーラー「Ultra 120」に最新モデル

Thermalrightの「Ultra 120 EX REV.4」は、高静圧12cmファンをデュアル搭載した強力なCPUクーラーだ。ヒートパイプは6本使用。ファンは回転数が最大2,150rpm、ノイズレベルが28.1dBA、風量が69CFM、静圧が2.87mmH2Oで、冷却性能が高い。カラーはブラックとホワイトの2色が用意され、価格は13,000円前後。

  • Thermalrightの「Ultra 120 EX REV.4」。高性能グリス「TF7」が付属する

  • ブラック版は2ボールベアリング、ホワイト版はS-FDBベアリングのファンだ

ケースファン「SickleFlow」が大型化

Cooler Masterの「SickleFlow 200 ARGB」は、直径20cmの大口径ファン。SickleFlowとしては最大となるモデルで、102.8CFMという大風量を実現している。回転数は0~800rpm。ノイズレベルは15.7dBAと、静音性が高い。ARGB LEDを内蔵しており、ソフトウェアによる発光制御が可能だ。価格は3,500円前後。

  • Cooler Masterの「SickleFlow 200 ARGB」。鮮やかなライトアップが可能だ

  • バランス型ブレードを採用。フレームはリブを加えることで構造を強化した

また、14cmファンの「MasterFan MF140 Halo White Edition」も新発売。デュアルループのARGBライトが特徴的なファンで、すでにブラックモデルは発売されており、これはそのホワイト版となる。回転数は650~1,500rpm、ノイズレベルは6~30dBA。価格は3,000円前後だ。

  • 「MasterFan MF140 Halo White Edition」。デュアルループのLEDが目を引く

5,000円以下で買える白いCPUクーラー

Deepcoolの「AK400 WH」は、コスパに優れるサイドフロー型CPUクーラーのホワイトモデル。5,000円以下で買えるホワイトクーラーは珍しく、コストを抑えたい向きには貴重な選択肢となるだろう。ダイレクトタッチのヒートパイプ4本と12cm径のFDBファンを使用し、最大220WのTDPに対応する。価格は4,500円前後。

  • Deepcoolの「AK400 WH」。ファンのほか、ヒートパイプなどもホワイトで統一

  • ヒートシンクとファンの厚さは計73mmとスリムで、メモリ等に干渉しにくい

コスパに優れるアルミ製Mini-ITXケース

コンピューケース・ジャパンの「Solar 210SFF」は、最近ではあまり見ないフルアルミ製のMini-ITXケース。カスタマイズ性が高く、ボトムとフロントにそれぞれファンまたはHDD/SSDを搭載できる。ボトムのみ20cmファンにも対応し、冷却性能も期待できる。カラーはシルバー/ブラックの2色。価格は9,000円前後と、アルミケースながら安い。

  • コンピューケース・ジャパンの「Solar 210SFF」。安価ながら、高級感がある

  • 基本的にはMini-ITX向けとなるが、幅23cm以下ならmicroATXにも対応する

ARGBファンが4個も付属するミニタワー

Zalmanの「M3 Plus RGB」は、フロントにメッシュパネルを採用し、エアフローに優れるミニタワーケース。安価ながら、フロントに3個、リアに1個という計4個のARGBファンを搭載しており、本体側のスイッチで制御することができる。グラフィックスカードは最長33cmに対応。ドスパラでの価格は9,460円だ。

  • Zalmanの「M3 Plus RGB」。ARGBファンが標準で4個も付属し、コスパは高い

  • microATXマザーボードに対応。トップ/フロントに24cmラジエータも搭載可能だ