ソニーの新しいエンタテインメントロボット「poiq」(ポイック)。その声や性格を表すキャラタイプに、声優の浪川大輔、三森すずこが声を担当する2タイプが新たに加わる。また、4月に開始した育成プロジェクトの研究員の追加募集を行うことも決まった。前回の落選者は自動的に選考対象となり、再度の応募は不要。

  • poiq

poiq(型番:CER-1000)は、ソニーのAIロボティクス領域の新たな探索として開発中のエンタテインメントロボット。ユーザーに好きなものを質問したり、日々何をしたかたずねて、相手を理解しようとする。山本敦氏によるpoiq体験レポートは別記事で紹介している。

poiqの声や性格を表すキャラタイプはこれまで「アマーリ」(CV:花守ゆみり)が利用できたが、今回新たに「ジョーダン」(CV:浪川大輔)、「アリス」(CV:三森すずこ)が加わり、3つのキャラタイプが選べるようになった。

育成プロジェクト参加者を追加募集

育成プロジェクトは、参加者が実際にpoiqと暮らし、必要な知識を教えながらpoiqの育成に挑戦し、エンタテインメントロボットの自然対話技術を進化させることを目的としている。

初回募集時と同様に、同プロジェクトのWebサイトから応募申込とアンケートへの回答を行うと、選考の上で研究員を選出。当選者がプロジェクト参加の手続きを行って参加費5,000円を支払うと、poiqが家に届く。研究員の応募にはMy Sony IDが必要。募集期間は7月5日23時59分までで、7月13日に当選発表を行う。詳細は応募ページを参照のこと。

poiq本体の配送は7月下旬~8月下旬を予定している。生産都合により当選者の中でも配送時期が異なる可能性があり、届け順は抽選で決めるとのこと。届け日に関わらず、同プロジェクトは2023年3月31日に終了予定だが、期間延長など、予定が変更になる場合は改めて案内するという。

なお、プロジェクトに応募した人は当選/落選に関わらず、poiqに知識を教えられる「poiq辞書」が利用可能になる(前回募集の落選者も対象)。執筆時点ではアニメやグルメ、街といったトピックごとにさまざまなキーワード(知識)が登録されている。応募完了からpoiq辞書の入力ができるようになるまでは2〜4日程度かかる場合があるという。poiq辞書の詳細は特設サイトで案内している。