メルカリの物流子会社であるメルロジとヤマト運輸は5月23日、フリマアプリ「メルカリ」で売れた商品の集荷梱包サービスの実証実験を開始した。東京都内の一部エリアを対象に、6月30日まで実施する。

  • フリマアプリの梱包・発送の手間が省ける新サービスをメルカリが試験導入

    フリマアプリの梱包・発送の手間が省ける新サービスをメルカリが試験導入

商品が購入された後、取引画面から発送方法を選ぶ際に梱包依頼を行うと、ヤマト運輸のドライバーが出品者の自宅に出向き、集荷時に梱包を代行する。これにより、出品者は自宅で待つだけで手間なく商品を発送できる。

実証実験では160サイズまでの小型~中型商品を対象として、一律500円の梱包費用で対応する。3辺が縦40cm、横60cm、高さ60cm以内、合計160cm以内の商品で利用できる。集荷費用と送料は別途必要。既報の通り、6月16日以降は送料が値上げされる

対象エリアは、江東区亀戸1~6丁目/8丁目、豊洲1~6丁目、杉並区高円寺南1丁目/3~5丁目、高円寺北1~4丁目。ただし、杉並区高円寺南/高円寺北エリアでの開始日は6月1日となる。

なお、450サイズまでの中型~大型商品については、すでに「梱包・発送たのメル便」が沖縄・離島を除く全国で展開されており、家具などの大型商品の梱包をヤマトホームコンビニエンスのドライバーに依頼できる。

  • 集荷梱包サービスの利用方法

    集荷梱包サービスの利用方法