12cmファンクーラーの低さの限界に挑戦

Noctuaの「NH-D12L」は、12cmファンを搭載するサイドフロー型CPUクーラーながら、高さを145mmに抑えたモデル。デュアルタワーの高性能クーラーだが、ファンの固定位置を下げたことで、従来に比べ、高さは13mmも低くなっており、より多くのPCケースでの利用が可能になる。価格は14,000円~15,000円前後。

  • Noctuaの「NH-D12L」。12cmクーラーを、より小型のケースに搭載できる

  • 横から見ると、12cmファンがギリギリまで下げられていることが分かる

このクーラーでは、ラウンドフレームタイプの新型ファン「NF-A12x25r PWM」を採用。通常のNF-A12x25と回転数(2,000rpm)などは同じだが、フレームの角が無い分、より低い位置へ設置できる。このファンを追加することで、クーラーのデュアルファン化も可能だ。ファン単体での価格は4,000円前後。

  • 「NF-A12x25r PWM」ファンも新発売。かなり変則的なフレームをしている

Razerらしいスタイリッシュな簡易水冷

Razerの「Hanbo Chroma」は、アドレッサブルRGB LEDを搭載するオールインワン水冷CPUクーラー。ファンと水冷ブロックにリング状のLEDを内蔵しており、「Chroma RGB」ソフトからの発光制御が可能だ。ファンの回転数は800~2,800rpm。ラジエータは24cmサイズのみで、価格は44,000円前後だ。

  • Razerの「Hanbo Chroma」。36cm版もあるが、まず入荷したのは24cmモデルだ

  • 水冷ブロックにもLEDを内蔵。1,680万色のカラーバリエーションに対応する

日本伝統のアサギ色を採用したキーボード

FILCOの「Majestouch 2SC」は、アサギ色のボディが特徴的なメカニカルキーボード。同社「MINILA-R」シリーズで好評だったカラーを採用したもので、そのほかメインキーにアスファルトカラー、装飾キーにスカイグレーを配した。ツクモでの価格は、フルサイズ版が16,800円、テンキーレス版が15,500円。

  • FILCOの「Majestouch 2SC」。日本語/英語、スイッチは4種類から選べる

  • キーキャップは耐久性に優れるPBT2色成形。印字部分はチェレステカラーだ

また同社からは、フルスチール製のキーボードスタンド「DAN」(壇)も新発売。重さ3kgまでのキーボードに対応し、フルキーボードからミニキーボードまで幅広く使うことができる。ペンやツールを立てて収納できるツールスタンドも装備。オプションで自由雲台の設置も可能だ。同社オンラインショップでの価格は4,280円。

  • キーボードスタンド「DAN」。前部と後部で角度を調節することも可能だ

  • オプション(別売)を活用すれば、カメラや照明のスタンドとしても使える