台湾ASUSとNoctuaは5月16日(現地時間)、共同開発の専用クーラーを搭載するグラフィックスカード「ASUS GeForce RTX 3080 Noctua Edition」をグローバル向けに発表した。グラフィックスカード製品における両社の協業はこれで2製品目。

冷却機構にNoctuaの静音ファン「NF-A12x25」を2つ搭載する点が特徴のグラフィックスカード製品。典型的な自動ファン速度設定において4.5dBの静音性を実現したとしており、GPUは3度、VRAM温度を14度低下させることに成功。50度以下でファンを停止させるセミファンレス動作にも対応する。

NoctuaのCEOであるRoland Mossig氏は発表に寄せて、「最初のNoctua Editionグラフィックスカードに対する反応はまさに圧倒的でしたので、ASUSとの協力関係を継続できることに感激しています。最大340Wの発熱量を持つGeForce RTX 3080は、GeForce RTX 3070とは全く異なる獣を飼いならすことになりますが、当社のファンテクノロジーとカスタマイズヒートシンクを活用して、再び深刻なGPUパワーと優れた静音動作を兼ね備えたカードにすることに成功しました」と述べている。