Samsung Electronicsは5月3日、高耐久設計のmicroSDカード「Samsung PRO Endurance」の新製品を発表、米国などで販売を開始した。32GB、64GB、128GB、256GBの4モデルが用意されており、256GBモデル(MB-MJ256K)は最大140,160時間(16年)の継続的な記録に耐える。スピードを優先した設計のSamsung EVO Plusを同じ条件で使用した場合、最大33枚の交換が必要になるという。

PRO Enduranceは、ドライブレコーダー、防犯カメラ、ボディカメラといった過酷な条件で使われる機器向けに設計されている。ループ録画のような上書きを繰り返す使い方で、32GBモデルで最大17,520時間(2年)、64GBモデルで同35,040時間(4年)、128GBモデルで同70,080時間(8年)、256GBモデルで同140,160時間(16年)の使用が可能(FHD動画を26Mbpsで録画した場合)。データは、128GBと256GBが5年間、64GBが3年間、32GBが2年間の限定保証で保護される。また、ー25度〜85度の動作温度に対応。最大15,000ガウスの耐磁性能、水深1メートルの海水で最大72時間の耐水性能、最大5メートルの耐落下性能を備え、10,000回の挿抜テストをクリアしている。

スピードクラス/スピードグレードは、32GBと64GBがClass 10/Grade 1(U1)で、読み出し速度が最大100MB/s、書き込み速度が最大30MB/s。128GBと256GBはClass 10/Grade 3(U3)で、読み出し速度が最大100MB/s、書き込み速度が最大40MB/s。