Verbatim Japan(バーベイタムジャパン)は4月25日、1回だけ記録できる外付けSSD「SWOVA128G」を発表した。複数回読み書きしないのでメモリーの劣化が発生しづらく、訂正削除不可のデータを長期間保存するのに適している。5月より国内総代理店のアイ・オー・データ機器が販売する。価格は未定。

  • 1回だけ記録できる128GBの外付けSSD「SWOVA128G」

独自開発の専用ソフトにより、データの訂正削除を受け付けず追記のみが可能な1回記録用のSSD。USB接続の外付け型となる。1回しか記録しないため、データを誤って訂正削除することがない。専用ソフトでは記録時にログを残し、不一致検査により記録したデータに意図しない訂正削除がないか確認できる。

容量は128GBで、記録素子には高品質な産業用 NAND Flashを採用。繰り返し記録を行わないためNAND Flashの劣化も生じず、長期にわたってデータを保存しておける。特に、改正電子帳簿保存法にも利用可能な電子取引データの保存に向いている。

インタフェースはUSB 3.2 Gen1で、電源はUSBバスパワー。本体サイズは約W46×D108×H9.5mm、重さは約55g。書き込み対応OSはWindows 10 / 11。対応フォーマットはexFATで、exFATのリードに対応するWindows 8.1 / 10 / 11、macOS 10.12以降、Chrome OS、Android OS、iPad OSなどでも読み出しは可能。