アンカー・ジャパンは、Nebulaブランド初の4Kレーザープロジェクター「Cosmos Laser 4K」を6月8日に発売する。価格は24万9,900円。また、フルHD対応の「Cosmos Laser」も16万9,900円で同日発売する。
映像の明るさを左右する光源に、一般的なLEDランプではなくレーザー光源を採用。明るさは2,000 ANSIルーメン(2,400 ISOルーメン)で、「日差しが射し込む午前中や昼間でもカーテンを開けたまま鮮やかな映像を楽しめる」という。HDR10映像にも対応する。投写サイズは60〜150型。内蔵スピーカーを使って単体で音声を再生でき、Dolby Digital PlusとSound Dimensionによる3Dサラウンド音響も楽しめるとする。
2機種の主な違いは対応する解像度やスピーカーの搭載数など。最上位の4K機は3,840×2,160ドット対応で、出力10Wのスピーカーと出力5Wのツイーターを各2基装備。「手の届きやすい価格」のフルHD機は1,920×1,080ドット対応で、出力10Wのスピーカー2基を搭載している。
どちらも同梱のAndroid TV 10.0搭載ストリーミング端末(Nebula 4K Streaming Dongle)を接続することで、ネット動画のストリーミング再生などが行える。付属のリモコンにはYouTubeやNetflix、Amazon Prime Video、Disney+の各アプリをワンタッチで立ち上げられる4つのショートカットボタンを備える。
Google Playストアの7,000以上のアプリが利用できるほか、Chromecastによるスマートフォンなどからのキャスト再生や、音声サービスのGoogleアシスタントにも対応。2GBメモリと、容量16GBのストレージを搭載する。
このほか、上映中の映像をさえぎらずに画面を調整できるグリッドレス台形補正機能や、高速オートフォーカスを搭載。本体を持ち運んで別の場所で使うときも、調整の手間をかけずスムーズに楽しめるとしている。
インタフェースはHDMI入力、USB-A、オーディオ入力(AUX)。Bluetooth 5.0にも準拠する。本体サイズは約165×263×220mm(幅×奥行き×高さ)で共通。重さは、4K機が約4.9kg、フルHD機が約4.7kg。電源アダプターなどが付属する。