あの水冷ケースがパワーアップし再登場

NZXTのMini-ITXケース「H1」がリニューアル、「Version2」となって発売された。H1は小型のタワーケースながら、14cmサイズのオールインワン水冷CPUクーラーを標準搭載。ハイエンドグラフィックスカードにも対応し、高性能なPCの構築が可能だ。カラーは従来同様、ブラックとホワイトの2色。価格は51,500円前後だ。

  • NZXTの「H1 Version2」。外観は従来とほぼ同じだが、やや大型化している

  • 内部の構成。左側にマザーボード、右側にグラフィックスカードを格納する

従来モデルに比べると、サイズは少しだけ大型化(13→15.6リットル)。グラフィックスカードは長さ305→324mm、厚さ2.5→2.9スロットと、より大型の製品が搭載可能となった。標準搭載のSFX電源は80 PLUS Goldで、容量は650W→750Wにアップ。さらに、リアに9cmファンが追加され、冷却性能も強化されているという。

第12世代Core i9搭載のハイエンドNUC

Intelの「NUC 12 Extreme Kit」(NUC12DCMi9)は、Core i9-12900を搭載するハイエンド向けの小型ベアボーンだ。本体サイズは357×189×120mmとコンパクトながら、最長30.48cmのグラフィックスカードに対応。デュアルLAN(Marvell 10GbE+Intel 2.5GbE)にWi-Fi 6Eも搭載する。価格は218,000円前後。

  • Intelの「NUC 12 Extreme Kit」。小型ながらハイエンドPCが構築できる

  • I/OにはデュアルThunderbolt 4、HDMIなどを搭載する(写真:オリオスペック)

650Wの80 PLUS Gold電源を標準搭載し、あとはメモリ(DDR4-3200 SO-DIMM)、M.2 SSD、OSを追加すればPCとして利用できる。オリオスペックでは、これをベースとしたオリジナルPC「CreateON WS 12 Compact」も用意。OS無しの標準構成(メモリ16GB、SSD 250GB)の場合、価格は253,000円となっている。

高速入力のキーボードがCorsairから

Corsairの「K70 RGB Pro」は、高速入力が可能なゲーミングキーボードだ。独自の「AXON」技術により、8,000Hzのレポートレートと4,000Hzのキースキャニングを実現。試合でマクロをオフにできるトーナメントスイッチも搭載する。キースイッチはCherry MX RGB Red/Speedの2種類で、価格は20,000円前後と20,500円前後。

  • Corsairの「K70 RGB Pro」。着脱可能なマグネット式パームレストも付属する

  • 背面のトーナメントスイッチでマクロを無効に。eスポーツに最適な機能だ

しっかりした作りのシンプルなテンキー

ARCHISS(アーキサイト)の「Maestro NPad」は、Cherry MXのキースイッチを搭載したテンキーパッド。鉄製のキーブラケットを採用したことで、安定感のあるタイピングを実現している。ノートPCでも使いやすいよう、ロープロファイルのキーキャップを搭載。黒軸、茶軸など7種類のスイッチがあり、価格は5,500円前後だ。

  • ARCHISSの「Maestro NPad」。上段には、表計算ソフトで便利なキーを搭載

  • 製品の主な特徴。文字が消えない2色成形のキーキャップ等を採用している